【市況】東京株式(大引け)=407円高、中国株急伸受け先物主導で大幅高
6日の東京株式市場は大きく買い優勢に傾き、日経平均は400円を超える上昇で2万2700円台に乗せて着地、終値ベースで6月10日以来の水準まで戻した。
大引けの日経平均株価は前週末比407円96銭高の2万2714円44銭と大幅高で3日続伸。東証1部の売買高概算は10億2539万株、売買代金概算は1兆8013億4000万円。値上がり銘柄数は1888、対して値下がり銘柄数は244、変わらずは38銘柄だった。
きょうの東京市場は、寄り付き後しばらくは売り買いが交錯し上値の重い展開だったが、前場中盤から日経平均は先物主導で大きく水準を切り上げる展開をみせた。前週末の米国株市場が休場で手掛かり材料に事欠いたものの、取引時間中は中国・上海株市場や香港株がかなり強い動きをみせたことで、これがマーケット心理を強気に傾けた。日経平均寄与度の高い値がさ株が先物絡みで大きく買われたほか、半導体関連株に買いが集まり全体相場を押し上げた。今週はETF分配金支払いに絡んだ売り圧力を警戒する声もあったが、実際は売り物が薄くスルスルと株価水準を切り上げた。東証1部全体の87%の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだったが、全体売買代金は1兆8000億円台と閑散。インデックス売買中心で、海外機関投資家などの参戦が限られ商いは盛り上がりを欠いた。
【市況】日経平均は3日続伸、中国株高受け400円超上昇/相場概況
日経平均は3日続伸。3日の米国市場は独立記念日の振替休日で休場だった。手掛かり材料に乏しいなかで、週明けの日経平均は34円高からスタート。ただ、中国メディアの論説を受けて中国・上海総合指数が大幅に上昇し、他のアジア株や時間外取引の米株価指数先物も総じて堅調だったことから、日経平均は寄り付き直後を安値に上げ幅を大きく広げる展開となった。このところ売り持ち高を増やしていた投資家の買い戻しも誘い、後場の日経平均は22734.11円(前週末比427.63円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前週末比407.96円高の22714.44円となった。終値としては6月10日以来、およそ1カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の売買高は10億2539万株、売買代金は1兆8013億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、証券、海運業、鉄鋼、非鉄金属、機械が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の87%、対して値下がり銘柄は11%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、中国株急伸を受け上値追いが加速 (7月6日)
1.日経平均は400円超の大幅高で3日続伸、上値追い加速の展開
2.前週末の米国株市場が休場で手掛かり材料難も寄り後は次第高に
3.中国株や香港株など大きく買われ、これが市場心理を強気に導く
4.日経平均寄与度の高い値がさ株や半導体関連が買われ指数を牽引
5.東証1部の87%の銘柄が上昇、ただし売買代金は2兆円台割れ
■東京市場概況
前週末の米国市場は、独立記念日の振替休日のため休場。
週明けの東京市場では大きく買い優勢に傾き、日経平均株価は400円を超える上昇で2万2700円台に乗せて着地、終値ベースで6月10日以来の水準まで戻した。
6日の東京市場は、寄り付き後しばらくは売り買いが交錯し上値の重い展開だったが、前場中盤から日経平均は先物主導で大きく水準を切り上げる展開をみせた。前週末の米国株市場が休場で手掛かり材料に事欠いたものの、取引時間中は中国・上海株市場や香港株がかなり強い動きをみせたことで、これがマーケット心理を強気に傾けた。日経平均寄与度の高い値がさ株が先物絡みで大きく買われたほか、半導体関連株に買いが集まり全体相場を押し上げた。今週はETF分配金支払いに絡んだ売り圧力を警戒する声もあったが、実際は売り物が薄くスルスルと株価水準を切り上げた。東証1部全体の87%の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだったが、売買代金は1兆8000億円台と閑散。インデックス売買中心で、海外機関投資家などの参戦が限られ商いは盛り上がりを欠いた。
日経平均・・・22714.44円 407.96円
TOPIX・・・1577.15円 24.82円
JPX日経400・・・14234.96円 216.17円
日経JASDAQ・・・3424.14円 37.51円
東証マザーズ・・・990.03円 12.18円
米ドル円・・・107.51円 0.03円
ユーロ/円・・・121.61円 0.86円
NYダウ・・・25827.36円 92.39円
NASDAQ・・・10207.62円 52.99円
上海総合・・・3332.88円 180.06円
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