【市況】東京株式(大引け)=160円高と続伸、半導体などハイテク株が値を上げる
3日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。前日のNYダウが上昇したことを受け、半導体関連などハイテク株が堅調に推移した。ただ、新型コロナウイルス感染拡大への警戒感もあり、一時上値を抑えられる場面もあった。
大引けの日経平均株価は前日比160円52銭高の2万2306円48銭。東証1部の売買高概算は9億8246万株。売買代金概算は1兆6954億5600万円となった。値上がり銘柄数は1333と全体の約61%、値下がり銘柄数は759、変わらずは78銘柄だった。
2日の米株式市場では、NYダウが前日比92ドル高と反発。米6月雇用統計が堅調な内容だったことが好感された。これを受けた東京市場は、朝方買い先行でスタートした。ただ東京都の新型コロナ感染者が2日連続で100人を超えたとの報道が流れると、後場に入り日経平均株価の上昇幅は縮小する場面があった。もっとも、下値には買いが入り引けにかけ買い直された。今晩は米株式市場が独立記念日の振替休日で休場となることもあり、出来高は低調だった。
【市況】日経平均は続伸、コロナ警戒も米雇用回復などで強含み/相場概況
日経平均は続伸。2日の米国市場でNYダウは反発し、92ドル高となった。6月雇用統計で非農業部門雇用者数の増加が市場予想を大きく上回り、経済の早期回復への期待が高まった。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで120円高からスタートすると、前場中ごろには一時22312.44円(前日比166.48円高)まで上昇。本日の東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が120人以上と報じられて後場上げ幅を縮める場面もあったが、値がさ株の一角が買われて強含み、この日の高値圏で取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比160.52円高の22306.48円となった。東証1部の売買高は9億8246万株、売買代金は1兆6954億円と6月22日以来の低水準だった。業種別では、精密機器、その他製品、情報・通信業が上昇率上位だった。一方、空運業、水産・農林業、パルプ・紙が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は35%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、半導体関連などハイテク株に買い継続 (7月3日)
1.日経平均は160円高と続伸、売買代金は1兆6000億円台と低調
2.2日のNYダウは6月雇用統計の好調を好感し92ドル高と反発
3.東京都の新型コロナ感染者の増加を警戒し一時上昇幅を縮小する場面も
4.東エレクやスクリン、アドテストなど半導体関連株には買いが継続
5.中小型株に見直し買いが流入し東証マザーズ指数は7日ぶりに反発
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比92ドル高と反発した。米6月の雇用統計が、市場予想以上に改善したことを好感した買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は続伸。前日のNYダウが上昇したことを受け、半導体関連などハイテク株が堅調に推移した。ただ、新型コロナウイルス感染拡大への警戒感もあり、一時上値を抑えられる場面もあった。
2日の米株式市場では、NYダウが前日比92ドル高と反発。米6月雇用統計が堅調な内容だったことが好感された。これを受けた東京市場は、朝方買い先行でスタートした。ただ東京都の新型コロナ感染者が2日連続で100人を超えたとの報道が流れると、後場に入り日経平均株価の上昇幅は縮小する場面があった。もっとも、下値には買いが入り引けにかけ買い直された。今晩は米株式市場が独立記念日の振替休日で休場となることもあり、出来高は低調だった。
日経平均・・・22306.48円 160.52円
TOPIX・・・1552.33円 9.57円
JPX日経400・・・14018.79円 94円
日経JASDAQ・・・3386.63円 17.18円
東証マザーズ・・・977.85円 29.46円
米ドル円・・・107.51円 0.04円
ユーロ/円・・・120.7円 -0.53円
NYダウ・・・25827.36円 92.39円
NASDAQ・・・10207.62円 52.99円
上海総合・・・3152.81円 62.24円
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