【市況】東京株式(大引け)=111円高、ナスダック最高値でリスク選好の流れに
23日の東京株式市場は、前場取引時間中に不安定な動きをみせたものの、結局買い優勢に傾き日経平均は反発して引けた。
大引けの日経平均株価は前営業日比111円78銭高の2万2549円05銭と反発。東証1部の売買高概算は11億9280万株、売買代金概算は2兆2716億7000万円。値上がり銘柄数は1358、対して値下がり銘柄数は706、変わらずは103銘柄だった。
きょうの東京市場では、前日の米国株市場でNYダウが4日ぶりに反発したほか、ナスダック総合指数が7日続伸し過去最高値を更新したことなどを受け、日経平均も朝方はリスクオンの流れに乗って高く始まった。ナバロ大統領補佐官の発言を受け米中摩擦が悪化することへの懸念から、米株価指数先物を横目に値を崩す場面があったものの、立ち直りプラス圏に再浮上した。日経平均は後場寄りに一段高となり2万2700円近辺まで上昇する局面があったが、薄商いのなか積極的に上値を買い進む動きも見られず、その後は2万2600円台で一進一退の動きとなった。引けにかけ手仕舞い売りで上げ幅を縮小している。取引時間中に為替が円安方向に振れたこともあって自動車セクターが買われ、全体指数の上昇に寄与した。全体売買代金は盛り上がりを欠いた。
【市況】日経平均は反発、米中協議巡る発言受け荒い動き/相場概況
日経平均は反発。22日の米国市場でNYダウは反発し、153ドル高となった。主力ハイテク株が買いを集め、ナスダック総合指数はおよそ2週間ぶりに過去最高値を更新。本日の日経平均も米株高を好感し198円高からスタートした。前場にはナバロ米大統領補佐官が対中協議の打ち切りを示唆したことが報じられ、一時22257.14円(前日比180.13円安)まで下落。その後、トランプ米大統領がそれを否定する投稿を入れ、後場には一転22693.89円(同256.62円高)まで上昇するなどやや荒い値動きだった。
大引けの日経平均は前日比111.78円高の22549.05円となった。東証1部の売買高は11億9280万株、売買代金は2兆2716億円だった。業種別では、輸送用機器、その他金融業、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。一方、その他製品、パルプ・紙、鉱業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の63%、対して値下がり銘柄は33%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、一時マイナス圏も自動車株など買われ再浮上 (6月23日)
1.日経平均は反発、前場取引時間中に荒い値動きとなる場面も
2.ナバロ大統領補佐官の発言受け米中摩擦を懸念する売り誘発
3.米株先物主導で値を消し、マイナス圏に沈むもその後再浮上
4.為替の円安などを背景に、自動車株など買われ全体を支える
5.引けにかけ手仕舞い売りで上げ幅縮小、商いは盛り上がらず
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比153ドル高と4日ぶりに反発した。新型コロナウイルスの感染拡大「第2波」への警戒感から売りが先行も、ハイテク株を中心に買いが入り結局値を上げて取引を終えた。
東京市場では、前場取引時間中に不安定な動きをみせたものの、結局買い優勢に傾き日経平均株価は反発して引けた。
23日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが4日ぶりに反発したほか、ナスダック総合指数が7日続伸し過去最高値を更新したことなどを受け、日経平均も朝方はリスクオンの流れに乗って高く始まった。ナバロ大統領補佐官の発言を受け米中摩擦が悪化することへの懸念から、米株価指数先物を横目に値を崩す場面があったものの、立ち直りプラス圏に再浮上した。日経平均は後場寄りに一段高となり2万2700円近辺まで上昇する局面があったが、薄商いのなか積極的に上値を買い進む動きも見られず、その後は2万2600円台で一進一退の動きとなった。引けにかけ手仕舞い売りで上げ幅を縮小している。取引時間中に為替が円安方向に振れたこともあって自動車セクターが買われ、全体指数の上昇に寄与した。東証1部の売買代金は盛り上がりを欠いた。
日経平均・・・22549.05円 111.78円
TOPIX・・・1587.14円 8.05円
JPX日経400・・・14293.21円 65.92円
日経JASDAQ・・・3508.39円 4.15円
東証マザーズ・・・1051.32円 -5.15円
米ドル円・・・106.85円 -0.11円
ユーロ/円・・・120.97円 1.07円
NYダウ・・・26024.96円 153.5円
NASDAQ・・・10056.47円 110.35円
上海総合・・・2970.62円 5.34円
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