【市況】東京株式(大引け)=14円安、方向感定まらず小幅ながら反落
24日の東京株式市場は手掛かり材料難のなか、方向感の定まりにくい展開で日経平均は前日終値を挟み強弱感が対立、結局小幅反落して引けた。
大引けの日経平均株価は前営業日比14円73銭安の2万2534円32銭と小反落。東証1部の売買高概算は11億6942万株、売買代金概算は2兆337億6000万円。値上がり銘柄数は576、対して値下がり銘柄数は1522、変わらずは69銘柄だった。
きょうの東京市場は買い手控えムードが強かった。ただ売り圧力も限定的で、日経平均は前日終値を挟み売り買いが交錯する展開となった。前日の欧米株が総じて高く、米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数が8連騰で連日の最高値更新と好調だったが、新型コロナウイルス感染拡大に対する懸念から終盤伸び悩む展開となっており、これを受け東京市場でもリスクを取る動きは限定的。外国為替市場でドルが売られ、1ドル=106円台半ばと円高に振れたことなども、市場心理を冷やした。前引け時点では日経平均はプラス圏だったが、後場に入ると売りに押される展開。業種別では33業種中29業種が安く、個別株も値下がり銘柄数が全体の7割を占め、売買代金も盛り上がりを欠いた。
【市況】日経平均は小幅反落、円高などで上値追い鈍く/相場概況
日経平均は小幅反落。23日の米国市場でNYダウは続伸し、131ドル高となった。トランプ大統領が米中貿易協議の第1弾合意継続を再確認する投稿を入れたほか、新型コロナウイルスへの対応を巡る政府高官の発言も安心感につながった。米株高が好感される一方、為替相場が1ドル=106円台半ばと円高方向に振れたことが重しとなり、本日の日経平均は8円安からスタート。前場中ごろに一転22663.29円(前日比114.24円高)まで上昇する場面もあったが、一段の上値追いの動きは鈍く、前日終値を挟みもみ合う展開となった。
大引けの日経平均は前日比14.73円安の22534.32円となった。東証1部の売買高は11億6942万株、売買代金は2兆0337億円だった。業種別では、海運業、繊維製品、電気・ガス業が下落率上位だった。一方、精密機器、輸送用機器、ゴム製品など4業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の70%、対して値上がり銘柄は27%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 小反落、手掛かり材料難で方向感つかめず (6月24日)
1.日経平均は小幅反落、手掛かり材料難で方向感つかめず
2.ナスダック指数が連日最高値も終盤伸び悩みやや慎重ムード
3.前引けはプラス圏も後場に軟化、為替のドル安・円高など重荷
4.業種別では33業種中29業種安く、個別も7割が値下がり
5.新型コロナ感染拡大への警戒感もあり売買代金盛り上がらず
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比131ドル高と続伸した。アップルが最高値を更新するなどハイテク株を中心に買いが流入し堅調に推移した。
東京市場では手掛かり材料難のなか、方向感の定まりにくい展開で日経平均株価は前日終値を挟み強弱感が対立、結局小幅反落して引けた。
24日の東京市場は、買い手控えムードが強かった。ただ売り圧力も限定的で、日経平均は前日終値を挟み売り買いが交錯する展開となった。前日の欧米株が総じて高く、米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数が8連騰で連日の最高値更新と好調だったが、新型コロナウイルス感染拡大に対する懸念から終盤伸び悩む展開となっており、これを受け東京市場でもリスクを取る動きは限定的。外国為替市場でドルが売られ、1ドル=106円台半ばと円高に振れたことなども、市場心理を冷やした。前引け時点では日経平均はプラス圏だったが、後場に入ると売りに押される展開。東証1部の業種別では33業種中29業種が安く、個別株も値下がり銘柄数が全体の7割を占め、売買代金も盛り上がりを欠いた。
日経平均・・・22534.32円 -14.73円
TOPIX・・・1580.5円 -6.64円
JPX日経400・・・14244.03円 -49.18円
日経JASDAQ・・・3511.85円 3.46円
東証マザーズ・・・1060.32円 9円
米ドル円・・・106.52円 -0.57円
ユーロ/円・・・120.41円 -0.61円
NYダウ・・・26156.1円 131.14円
NASDAQ・・・10131.36円 74.89円
上海総合・・・2979.55円 8.93円
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