【市況】東京株式(大引け)=314円高、約3カ月半ぶりに2万3000円台回復
8日の東京株式市場は世界株高の流れのなか上昇基調を継続、日経平均は約3カ月半ぶりに2万3000円大台を回復した。
大引けの日経平均株価は前週末比314円37銭高の2万3178円10銭と6日続伸。東証1部の売買高概算は17億307万株、売買代金概算は2兆8712億8000万円。値上がり銘柄数は1592、対して値下がり銘柄数は526、変わらずは51銘柄だった。
きょうの東京市場は引き続きリスクオンの流れに乗った。前週末の欧米株市場が軒並み高、米国では発表された5月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場コンセンサスに反し大幅に増加したことで、NYダウが800ドルを超える上昇をみせるなど強気相場の色を強めている。世界的に高まる経済再生期待を背景にWTI原油価格が大幅上昇したことや、外国為替市場でドル高・円安基調が進んだことなども追い風に、東京市場でも主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。日経平均は前場後半に伸び悩んだものの、後場に入ると買い直され、引け際にまとまった買いが入り、高値引けとなった。個別では全体の7割強の銘柄が値を上げている。業種別では鉄鋼株など景気敏感株が強かったほか、メガバンクをはじめ銀行株が買いを集めた。
【市況】日経平均は6日続伸、米雇用急増で23000円台回復/相場概況
日経平均は6日続伸。5日の米国市場ではNYダウが829ドル高と大幅に5日続伸し、2月24日以来の高値を付けた。5月雇用統計で雇用者数が予想に反して大幅に増え、経済のV字回復への期待が高まった。トランプ大統領が給与税減税など一段の景気刺激策を要請していく方針を示したことも好感された。為替相場は一時1ドル=109円台後半まで円安方向に振れ、週明けの日経平均は258円高と23000円台を回復してスタート。寄り付き後は高値警戒感から伸び悩む場面もあったが、一段の買い戻しが入り高値引けした。
大引けの日経平均は前週末比314.37円高の23178.10円となった。23000円台を回復するのは2月21日以来、およそ3カ月半ぶり。東証1部の売買高は17億0307万株、売買代金は2兆8712億円だった。業種別では、鉱業、鉄鋼、銀行業が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、精密機器、その他製品、医薬品の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の73%、対して値下がり銘柄は24%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 6日続伸、欧米株高や円安進行で2万3000円台回復 (6月8日)
1.日経平均は6日続伸、約3ヵ月半ぶり2万3000円台回復
2.前週末にNYダウが800ドル超の上昇、リスクオンが継続
3.米雇用統計が事前予測に反して好調で市場心理が強気に傾く
4.WTI原油価格の上昇や為替市場の円安進行も追い風材料に
5.後場に買い直され日経平均は高値引け、銀行株など強さ発揮
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比829ドル高と大幅に5日続伸した。5日発表された米雇用統計が、市場予想に反して好調で景気回復への期待強まり買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、世界株高の流れのなか上昇基調を継続、日経平均株価は約3ヵ月半ぶりに2万3000円大台を回復した。
8日の東京市場は、引き続きリスクオンの流れに乗った。前週末の欧米株市場が軒並み高、米国では発表された5月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場コンセンサスに反し大幅に増加したことで、NYダウが800ドルを超える上昇をみせるなど強気相場の色を強めている。世界的に高まる経済再生期待を背景にWTI原油価格が大幅上昇したことや、外国為替市場でドル高・円安基調が進んだことなども追い風に、東京市場でも主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。日経平均は前場後半に伸び悩んだものの、後場に入ると買い直され、引け際にまとまった買いが入り、高値引けとなった。個別では全体の7割強の銘柄が値を上げている。業種別では鉄鋼株など景気敏感株が強かったほか、メガバンクをはじめ銀行株が買いを集めた。
日経平均・・・23178.1円 314.37円
TOPIX・・・1630.72円 18.24円
JPX日経400・・・14694.12円 159.58円
日経JASDAQ・・・3475.39円 20.06円
東証マザーズ・・・1012.05円 15.99円
米ドル円・・・109.42円 0.05円
ユーロ/円・・・123.36円 -0.77円
NYダウ・・・27110.98円 829.16円
NASDAQ・・・9814.08円 198.26円
上海総合・・・2937.77円 6.97円
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