【市況】東京株式(大引け)=167円高と5日続伸、後場にプラス圏へ切り返す
5日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸。前場は軟調に推移したが、後場に入りプラス圏に浮上した。
大引けの日経平均株価は前日比167円99銭高の2万2863円73銭。東証1部の売買高概算は13億9217万株。売買代金概算は2兆4542億6000万円となった。値上がり銘柄数は1154と全体の約53%、値下がり銘柄数は943、変わらずは72銘柄だった。
4日の米株式市場ではNYダウは小幅高だったが、主力IT関連株が軟調でナスダック指数は下落した。この流れを受けた、東京市場は反落してスタートした。前日まで4日続伸していたこともあり、高値警戒感から売りが優勢となった。ただ、後場に入りプラス圏に浮上。NYダウ先物が上昇していることなどから買いが流入した。海外勢を中心とする買い戻し観測が強まるなか、自動車や銀行など景気敏感株を中心に買いが膨らみ、引けにかけ上昇幅を拡大した。
【市況】日経平均は5日続伸、後場買い戻しでプラスへ/相場概況
日経平均は5日続伸。4日の米国市場ではNYダウが11ドル高と小幅に4日続伸する一方、ナスダック総合指数は5日ぶりに反落するなど高安まちまちだった。航空株を中心に経済活動再開を好感した買いが入ったものの、失業保険継続受給者数が予想外に増加したことを受けて利益確定の売りも出た。本日の日経平均もやや売り優勢で82円安からスタートすると、前場は小安い水準でのもみ合いが続いた。ただ、後場に入ると下値の堅さやNYダウ先物の時間外取引での上昇により買い戻しが広がり、プラスに切り返した。
大引けの日経平均は前日比167.99円高の22863.73円となった。5日続伸は昨年10月以来となる。東証1部の売買高は13億9217万株、売買代金は2兆4542億円だった。業種別では、空運業、鉄鋼、海運業が上昇率上位だった。一方、精密機器、パルプ・紙、食料品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の53%、対して値下がり銘柄は43%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 5日続伸、朝安もNYダウ先物が上昇し後場に切り返す (6月5日)
1.日経平均は前日比167円高と5日続伸、後場に入り切り返す
2.この日のNYダウ先物が上昇し、東京市場も買い優勢にとなる
3.海外筋を中心とする買い戻し期待強く、景気敏感株中心に値を上げる
4.米国での金利上昇を受け三菱UFJ、三井住友FGなど銀行株が高い
5.キーエンスやエムスリー、オービックなど直近上昇銘柄の一角は軟調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比11ドル高と小幅に4日続伸した。金利の上昇などが警戒され、一時190ドル近い下落となったが、景気拡大への期待は強く小幅高で取引を終えた。
東京市場では、日経平均株価は5日続伸。前場は軟調に推移したが、後場に入りプラス圏に浮上した。
4日の米株式市場ではNYダウは小幅高だったが、主力IT関連株が軟調でナスダック指数は下落した。この流れを受けた、東京市場は反落してスタートした。前日まで4日続伸していたこともあり、高値警戒感から売りが優勢となった。ただ、後場に入りプラス圏に浮上。NYダウ先物が上昇していることなどから買いが流入した。海外勢を中心とする買い戻し観測が強まるなか、自動車や銀行など景気敏感株を中心に買いが膨らみ、引けにかけ上昇幅を拡大した。
日経平均・・・22863.73円 167.99円
TOPIX・・・1612.48円 8.66円
JPX日経400・・・14534.54円 79.67円
日経JASDAQ・・・3455.33円 22.52円
東証マザーズ・・・996.06円 5.32円
米ドル円・・・109.22円 0.16円
ユーロ/円・・・123.76円 1.61円
NYダウ・・・26281.82円 11.93円
NASDAQ・・・9615.81円 -67.09円
上海総合・・・2930.79円 11.54円
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