【市況】東京株式(大引け)=529円高、宣言解除受け2万1000円台を回復
26日の東京株式市場は主力株を中心にリスクオンの流れが加速し、日経平均は大幅続伸となりフシ目の2万1000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前営業日比529円52銭高の2万1271円17銭と大幅続伸。東証1部の売買高概算は14億7246万株、売買代金概算は2兆5326億3000万円。値上がり銘柄数は1734、対して値下がり銘柄数は384、変わらずは52銘柄だった。
きょうの東京市場は前日の米国株市場が休場で手掛かり材料に事欠くと思われたが、欧州株市場でドイツやフランスなどが大きく買われた流れをそのまま引き継ぐ形となった。また、国内では緊急事態宣言が全国的に解除されたことを受け、経済活動再開に対する期待が買いを誘導した。株式需給面では先物市場への買い戻しを足場にインデックス買いが入り全体を押し上げた。取引時間中に為替が円安方向に振れたことや、香港株などをはじめアジア株市場も総じて堅調な値運びをみせたことで投資家心理を強気に傾けた。業種別では33業種全面高で空運や海運株などの上昇が目立った。日経平均は2万1200円台まで上値を伸ばし約2カ月半ぶりの高値水準。全体売買代金も2兆5000億円台に膨らみ、全体の8割の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだった。
【市況】日経平均は大幅続伸、2カ月半ぶり21000円台回復で買い戻しも/相場概況
日経平均は大幅続伸。25日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場だった。ただ、独企業の景況感改善を受けて欧州株が大きく上昇。国内では前日に緊急事態宣言が全面解除されたこともあり、本日の日経平均は186円高からスタートすると上げ幅を広がる展開となった。朝方にはおよそ2カ月半ぶりに21000円台を回復したほか、アジア株や時間外取引のNYダウ先物も堅調だったことから、先物に断続的な買い戻しが入り、引けにかけて21328.34円(前日比586.69円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比529.52円高の21271.17円となった。終値としては3月5日以来の高値水準となる。東証1部の売買高は14億7246万株、売買代金は2兆5326億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、空運業、海運業、輸送用機器、不動産業、陸運業が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の80%、対して値下がり銘柄は18%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、緊急事態宣言の全面解除で2万1000円台回復 (5月26日)
1.日経平均は500円超の大幅高で2万1000円大台を回復
2.前日の欧州株高と国内の緊急事態宣言の全面解除を好感する展開
3.空売りの買い戻しを誘発し、日経平均は先物主導で上げ足を加速
4.香港などアジア株が強い動きをみせたことも投資家心理に追い風
5.業種別には33業種全面高となり空運や海運株などの上昇目立つ
■東京市場概況
前日の米国市場では、メモリアルデーの祝日で休場。
東京市場では、主力株を中心にリスクオンの流れが加速し、日経平均株価は大幅続伸となりフシ目の2万1000円台を回復した。
26日の東京市場は、前日の米国株市場が休場で手掛かり材料に事欠くと思われたが、欧州株市場でドイツやフランスなどが大きく買われた流れをそのまま引き継ぐ形となった。また、国内では緊急事態宣言が全国的に解除されたことを受け、経済活動再開に対する期待が買いを誘導した。株式需給面では先物市場への買い戻しを足場にインデックス買いが入り全体を押し上げた。取引時間中に為替が円安方向に振れたことや、香港株などをはじめアジア株市場も総じて堅調な値運びをみせたことで投資家心理を強気に傾けた。業種別では33業種全面高で空運や海運株などの上昇が目立った。日経平均は2万1200円台まで上値を伸ばし約2ヵ月半ぶりの高値水準。東証1部の売買代金も2兆5000億円台に膨らみ、全体の8割の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだった。
日経平均・・・21271.17円 529.52円
TOPIX・・・1534.73円 32.53円
JPX日経400・・・13807.61円 298.24円
日経JASDAQ・・・3374.12円 10.9円
東証マザーズ・・・952.58円 -6.55円
米ドル円・・・107.64円 -0.1円
ユーロ/円・・・117.91円 0.73円
NYダウ・・・24465.16円 -8.96円
NASDAQ・・・9324.58円 39.7円
上海総合・・・2846.54円 28.57円
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