【市況】東京株式(大引け)=299円高、米株急騰に追随も終盤伸び悩む
19日の東京株式市場は、前日の米株市場で主要株指数が大幅高に買われたことを受けリスク選好の流れが継続、日経平均の上げ幅は500円を超える場面もあった。
大引けの日経平均株価は前営業日比299円72銭高の2万433円45銭と3日続伸。東証1部の売買高概算は15億8951万株、売買代金概算は2兆5408億9000万円。値上がり銘柄数は1678、対して値下がり銘柄数は426、変わらずは66銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日に米国株市場でNYダウが900ドル超の急騰をみせたことで、主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。米国では経済回復への期待感を背景に景気敏感セクターや金融株が買われ、全体相場を押し上げたが、東京市場もこの流れを引き継ぐ格好となった。日経平均の上げ幅は朝方に500円を超え2万600円台まで上値を伸ばす場面もあった。アジア株が総じて堅調に推移したことや、為替が1ドル=107円台前半で円安含みに推移したことも買い安心感につながった。ただ、米中関係の悪化に対する警戒感も根強く、後場終盤は手仕舞い売りに日経平均は伸び悩み、結局2万400円台まで水準を切り下げ、この日の安値で引けた。もっとも値上がり銘柄数は前引け時点よりも増加し、東証1部の77%の銘柄が上昇した。
【市況】日経平均は3日続伸、コロナワクチンに期待も伸び悩み/相場概況
日経平均は3日続伸。18日の米国市場でNYダウは大幅に3日続伸し、911ドル高となった。バイオ製薬会社の新型コロナウイルスワクチン開発に進展が見られたことなどから、経済活動再開への期待が一段と高まった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで335円高からスタートすると、朝方には一時20659.46円(前日比525.73円高)まで上昇。ただ、新型コロナの感染第2波や米中摩擦に対する警戒感から更なる上値追いの動きは広がらず、買いが一巡すると伸び悩む展開となった。
大引けの日経平均は前日比299.72円高の20433.45円となった。終値としては3月6日以来の高値水準となる。東証1部の売買高は15億8951万株、売買代金は2兆5408億円だった。業種別では、鉄鋼、保険業、海運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは情報・通信業のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の77%、対して値下がり銘柄は20%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、アジア株高や円安で景気敏感株に買い (5月19日)
1.日経平均は3日続伸、一時500円高超に買われる場面も
2.前日のNYダウは経済回復期待でリスクオン、900ドル高に
3.アジア株高や為替の円安基調も追い風に景気敏感株中心に高い
4.米中関係悪化に対する警戒感も根強く、買い一巡後は伸び悩む
5.引けにかけ手仕舞い売り、値上がり銘柄は全体の77%占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比911ドル高と大幅に3日続伸した。新型コロナウイルスに対するワクチン開発に向け前進したとの観測から幅広い銘柄で買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株市場で主要株指数が大幅高に買われたことを受けリスク選好の流れが継続、日経平均株価の上げ幅は500円を超える場面もあった。
19日の東京市場は、前日に米国株市場でNYダウが900ドル超の急騰をみせたことで、主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。米国では経済回復への期待感を背景に景気敏感セクターや金融株が買われ、全体相場を押し上げたが、東京市場もこの流れを引き継ぐ格好となった。日経平均の上げ幅は朝方に500円を超え2万0600円台まで上値を伸ばす場面もあった。アジア株が総じて堅調に推移したことや、為替が1ドル=107円台前半で円安含みに推移したことも買い安心感につながった。ただ、米中関係の悪化に対する警戒感も根強く、後場終盤は手仕舞い売りに日経平均は伸び悩み、結局2万0400円台まで水準を切り下げ、この日の安値で引けた。もっとも東証1部の値上がり銘柄数は前引け時点よりも増加し、東証1部の77%の銘柄が上昇した。
日経平均・・・20433.45円 299.72円
TOPIX・・・1486.05円 26.76円
JPX日経400・・・13354.39円 247.74円
日経JASDAQ・・・3273.21円 31.41円
東証マザーズ・・・880.62円 8.06円
米ドル円・・・107.53円 0.36円
ユーロ/円・・・117.74円 1.86円
NYダウ・・・24597.37円 911.95円
NASDAQ・・・9234.82円 220.26円
上海総合・・・2898.57円 23.15円
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