【市況】東京株式(大引け)=211円高、経済活動再開への期待で米株高に追随
11日の東京株式市場は日経平均が続伸し、後場後半は伸び悩んだものの、一時フシ目となる2万500円を上回る場面もあった。
大引けの日経平均株価は前営業日比211円57銭高の2万390円66銭と続伸。東証1部の売買高概算は13億1355万株、売買代金概算は2兆2098億1000万円。値上がり銘柄数は1728、対して値下がり銘柄数は398、変わらずは45銘柄だった。
きょうの東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が揃って上昇したことなどを受け、朝方から高く始まった。注目された4月の米雇用統計は失業率が戦後最悪の落ち込みとなり新型コロナウイルスによる影響の大きさを改めて浮き彫りにしたが、市場は大幅な悪化を事前に織り込んでいたことで、株価への影響はほとんど見られなかった。欧米で経済活動再開の動きが本格化しつつあるほか、国内でも新型コロナ感染者の拡大ペースが鈍化していることで、経済活動再開への期待から主力株の一角にリスクを取る動きが出ている。また、海外ヘッジファンド筋による先物への買い戻しなども、全体株価の押し上げ要因となった。東証1部値上がり銘柄数は1700を超え、全体の約8割の銘柄が上昇するという買い気の強い地合いだった。
【市況】日経平均は3日続伸、経済再開期待で一時20500円台回復/相場概況
日経平均は3日続伸。8日の米国市場でNYダウは続伸し、455ドル高となった。4月雇用統計で失業率が戦後最高を記録したが、米中関係の悪化懸念が後退し、経済活動再開に向けた動きも相場を押し上げた。また、国内では新型コロナウイルス感染者の増加ペースが鈍化し、14日にも一部の県で緊急事態宣言を解除することが検討されていると伝わったことから、週明けの日経平均は154円高からスタート。前場には20534.88円(前週末比355.79円高)まで上昇する場面もあったが、上値では利益確定の売りが出て伸び悩んだ。
大引けの日経平均は前日比211.57円高の20390.66円となった。3月6日以来の高値水準となる。東証1部の売買高は13億1355万株、売買代金は2兆2098億円だった。業種別では、空運業、海運業、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、証券、医薬品、精密機器が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の80%、対して値下がり銘柄は18%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、経済活動再開への期待で買い優勢 (5月11日)
1.日経平均は3日続伸、一時2万0500円台まで上値を伸ばす
2.前週末の米国株市場が大きく買われたことを受けリスク選好
3.米雇用統計は失業率が戦後最悪となるも相場は織り込み済み
4.欧米で経済活動再開の動き本格化、国内感染者数も鈍化傾向
5.海外ヘッジファンドの先物買い戻し、個別株も約8割が上昇
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比455ドル高と続伸した。米国と中国の対立への警戒感が後退したほか、経済活動の再開に向けた期待する買いが優勢となった。
週明けの東京市場では日経平均株価が続伸し、後場後半は伸び悩んだものの、一時フシ目となる2万0500円を上回る場面もあった。
11日の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が揃って上昇したことなどを受け、朝方から高く始まった。注目された4月の米雇用統計は失業率が戦後最悪の落ち込みとなり新型コロナウイルスによる影響の大きさを改めて浮き彫りにしたが、市場は大幅な悪化を事前に織り込んでいたことで、株価への影響はほとんど見られなかった。欧米で経済活動再開の動きが本格化しつつあるほか、国内でも新型コロナ感染者の拡大ペースが鈍化していることで、経済活動再開への期待から主力株の一角にリスクを取る動きが出ている。また、海外ヘッジファンド筋による先物への買い戻しなども、全体株価の押し上げ要因となった。東証1部の値上がり銘柄数は1700を超え、全体の約8割の銘柄が上昇するという買い気の強い地合いだった。
日経平均・・・20390.66円 211.57円
TOPIX・・・1480.62円 22.34円
JPX日経400・・・13253.3円 186.19円
日経JASDAQ・・・3253.12円 59.63円
東証マザーズ・・・833.12円 10.32円
米ドル円・・・107.27円 0.9円
ユーロ/円・・・116.05円 0.92円
NYダウ・・・24331.32円 455.43円
NASDAQ・・・9121.32円 141.65円
上海総合・・・2894.8円 -0.54円
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