【市況】東京株式(大引け)=455円安、新型コロナへの懸念強まり後場下げ加速
週明け13日の東京株式市場は、売り優勢の地合いとなり、新型コロナウイルスに対する警戒感が強まるなか、後場に入ると日経平均は下げ幅を拡大した。
大引けの日経平均株価は前営業日比455円10銭安の1万9043円40銭と急反落。東証1部の売買高概算は10億5607万株、売買代金概算は1兆6513億円。値上がり銘柄数は380、対して値下がり銘柄数は1740、変わらずは49銘柄だった。
きょうの東京市場は、前週末の欧米株市場が総じて休場となるなか、手掛かり材料難で買い手控えムードが強い展開だった。国内で新型コロナウイルスの感染者数拡大に歯止めがかからないなか、経済全般へのダメージを警戒するムードが強い。海外でも新型コロナが終息したかに見えた中国で再び100人を超える感染者が確認されたと伝わったことも投資家心理を冷やした。日経平均は後場に入ると日銀のETF買いが入らなかったとの観測も出て更に値を崩す展開となり、結局450円超下げこの日の安値圏で着地。1万9000円割れを目前とする場面もあった。東証1部全体の80%の銘柄が下げる売り圧力の強い地合いだった。全体売買代金は1兆6000億円台と低調だった。
【市況】日経平均は大幅反落、米先物安や円高で弱含み/相場概況
日経平均は大幅反落。10日の米国市場は聖金曜日で休場だった。買いの手掛かり材料に乏しいなか、国内では新型コロナウイルスの感染拡大が続き、週明けの日経平均は186円安からスタート。その後は日足チャート上で19200円台に位置する5日移動平均線水準での押し目買いや、日銀による上場投資信託(ETF)買い実施への期待が下支えとなり、前引けにかけて下げ渋る場面もあった。しかし、後場に入ると米株価指数先物の下落や円相場の上昇とともに弱含み、一時19014.32円(前週末比484.18円安)まで下落した。
大引けの日経平均は前週末比455.10円安の19043.40円となった。東証1部の売買高は10億5607万株、売買代金は1兆6513億円と1月20日以来の低水準だった。業種別では、海運業、証券、鉄鋼が下落率上位で、その他も全般軟調。上昇したのは鉱業と水産・農林業の2業種のみだった。東証1部の値下がり銘柄は全体の80%、対して値上がり銘柄は18%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 急反落、新型コロナの感染者数拡大を懸念し売り優勢 (4月13日)
1.日経平均は急反落、全般手掛かり難のなか利益確定売り
2.国内で新型コロナ感染者数拡大の一途で経済への影響を懸念
3.中国で再び100人超の感染が確認されたことも嫌気される
4.日銀のETF買いが入らなかったとの観測で後場下げ幅を拡大
5.8割の銘柄が下落し450円を超える下げ、売買代金は低調
■東京市場概況
前週末の米国市場は、グッドフライデーの祝日で休場。
週明けの東京市場では、売り優勢の地合いとなり、新型コロナウイルスに対する警戒感が強まるなか、後場に入ると日経平均株価は下げ幅を拡大した。
13日の東京市場は、、前週末の欧米株市場が総じて休場となるなか、手掛かり材料難で買い手控えムードが強い展開だった。国内で新型コロナウイルスの感染者数拡大に歯止めがかからないなか、経済全般へのダメージを警戒するムードが強い。海外でも新型コロナが終息したかに見えた中国で再び100人を超える感染者が確認されたと伝わったことも投資家心理を冷やした。日経平均は後場に入ると日銀のETF買いが入らなかったとの観測も出て更に値を崩す展開となり、結局450円超下げこの日の安値圏で着地。1万9000円割れを目前とする場面もあった。東証1部全体の80%の銘柄が下げる売り圧力の強い地合いだった。東証1部の売買代金は1兆6000億円台と低調だった。
日経平均・・・19043.4円 -455.1円
TOPIX・・・1405.91円 -24.13円
JPX日経400・・・12611.65円 -223.15円
日経JASDAQ・・・3010.75円 17.78円
東証マザーズ・・・676.62円 6.61円
米ドル円・・・107.94円 -0.44円
ユーロ/円・・・117.88円 -0.67円
NYダウ・・・23719.37円 285.8円
NASDAQ・・・8153.57円 62.67円
上海総合・・・2783.04円 -13.58円
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