【市況】東京株式(大引け)=428円高と急反発、買い膨らみ2万7900円台回復
3日の東京株式市場で日経平均株価は急反発。積極的な買いが流入し2万7900円台に乗せ、昨年12月15日以来、約2カ月半ぶりの水準を回復した。
大引けの日経平均株価は前日比428円60銭高の2万7927円47銭。プライム市場の売買高概算は12億6864万株。売買代金概算は3兆2500億円となった。値上がり銘柄数は1479と全体の約81%、値下がり銘柄数は279、変わらずは77銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが341ドル高と大幅続伸。米金融当局者によるハト派発言などが好感された。米株式市場の上昇を受け、日経平均株価は上昇してスタート。後場にかけて買いが継続して流入し400円を超える上昇となった。米利上げ加速への懸念が後退したほか、中国景気回復に向けた期待も強まった。売り方の買い戻しも流入し、ハイテク株や内需株が買われた。
【市況】日経平均は大幅反発、米利上げ長期化懸念の後退で買い戻し膨らむ/相場概況
日経平均は大幅反発。2日の米株式市場でダウ平均は341.73ドル高と続伸。小売企業の好決算を背景に終日堅調に推移。一方、雇用関連指標の強さがハイテクの重しとなった。ただ、連銀総裁が今夏の利上げ停止を示唆したため、ナスダック総合指数も+0.73%と3日ぶり反発。米株高を引き継いで日経平均は184.39円高からスタート。為替の円安基調や全国人民代表大会を前にした中国景気の回復期待を追い風にハイテク・グロース(成長)株や景気敏感株、ディフェンシブ系に幅広く買いが入った。日経平均が27500円を明確に上放れたことが売り方の買い戻しを誘い、短期筋の追随買いも入る中、ほぼ一本調子で上げ幅を広げた。日経平均は28000円が視野に入るなか後場は騰勢が衰えたが、買い圧力はじわりと続き、後場中ごろに27961.21円(462.34円高)とこの日の高値を付けた。
大引けの日経平均は前日比428.60円高の27927.47円となった。東証プライム市場の売買高は12億6864万株、売買代金は3兆2501億円だった。セクターでは精密機器、卸売、鉱業を筆頭に全般上昇となった。一方、保険、パルプ・紙、空運の3業種のみが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の81%、対して値下がり銘柄は15%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 急反発、米株高や中国景気回復期待で買い優勢 (3月2日)
1.日経平均は428円高と急反発、2万7900円台を回復
2.前日のNYダウ上昇や中国景気回復期待で買い優勢の展開
3.ハイテクや内需株が買われ日経平均は約2ヵ月半ぶりの水準
4.東エレクやレーザーテク、ルネサスなど半導体関連株が上昇
5.ファストリは2月既存店の売上高が好調で大幅高に買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比341ドル高と続伸した。FRBによる利上げ加速懸念が和らいだほか、業績見通しが市場予想を上回ったセールスフォース<CRM>が上昇し指数を押し上げた。
東京市場では、日経平均株価は急反発。積極的な買いが流入し2万7900円台に乗せ、昨年12月15日以来、約2ヵ月半ぶりの水準を回復した。
前日の米株式市場では、NYダウが大幅続伸。米金融当局者によるハト派発言などが好感された。米株式市場の上昇を受け、日経平均は上昇してスタート。後場にかけて買いが継続して流入し400円を超える上昇となった。米利上げ加速への懸念が後退したほか、中国景気回復に向けた期待も強まった。売り方の買い戻しも流入し、ハイテク株や内需株が買われた。
日経平均・・・27,927.47円 428.6円
TOPIX・・・2,019.52円 24.95円
JPX日経400・・・18,221.56円 241.46円
東証マザーズ・・・758.64円 9.68円
東証REIT指数・・・1,825.15円 3.31円
米ドル円・・・136.22円 -0.56円
ユーロ/円・・・144.57円 -0.91円
NYダウ・・・33,003.57円 341.73円
NASDAQ・・・11,462.98円 83.49円
上海総合・・・3,328.39円 17.73円
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