【市況】東京株式(大引け)=310円高、米長期金利低下を好感しハイテク中心に高い
6日の東京株式市場は、前週末の欧米株高を受け主力株をはじめ幅広い銘柄にリスクを取る動きが広がり、日経平均株価は300円を超える上昇となった。
大引けの日経平均株価は前営業日比310円31銭高の2万8237円78銭と大幅続伸。プライム市場の売買高概算は10億9054万株、売買代金概算は2兆7449億円。値上がり銘柄数は1191、対して値下がり銘柄数は579、変わらずは65銘柄だった。
きょうの東京市場は終始リスク選好の地合いで、日経平均株価はフシ目の2万8000円台を回復した。前日の米国株市場では10年債利回りが低下したことを受けてハイテクセクターを中心に物色機運が高まり、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅高に買われた。日経平均は朝方に先物主導で水準を切り上げた後、ほぼ2万8200円台で売り物を吸収し、1日の値動きとしては小さかった。売買代金上位の主力株が牽引する相場だったが、あすに予定されるパウエルFRB議長の米上院での議会証言を控え、2万8000円台前半では利益確定売りも出て上値が押さえられる格好となった。個別ではプライム市場全体の65%にあたる銘柄が高く引けた。業種別では33業種中26業種が上昇、値上がり上位はハイテクセクターのほか海運株が買われた。
【市況】日経平均は続伸、米株高受け買い先行後は高値圏で様子見ムード/相場概況
6日経平均は続伸。先週末3日の米株式市場でNYダウは3日続伸。長期金利上昇の一段落を受け買いが先行。2月ISM非製造業景況指数が予想を上回った一方、仕入れ価格が前月より低下したことも好感された。金利低下でハイテクの買い戻しも入り、相場を支援した。米株高を受けた今日の東京市場は買いが先行し、日経平均は254.84円高からスタート。朝方やや軟調だったダウ平均先物がその後底堅い動きとなったこともあり、取引開始後も日経平均は高値圏で推移した。一方、今週は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言や日銀金融政策決定会合、2月の米雇用統計発表など重要イベントが目白押しで、これらを見極めたいとして、高値圏で次第に様子見ムードが広がる展開となった。
大引けの日経平均は前日比310.31円高の28237.78円となった。東証プライムの売買高は10億9054万株、売買代金は2兆7449億円だった。セクターでは精密機器、海運業、電気機器などが上昇。一方、鉱業、パルプ・紙、保険業などが下落した。東証プライムの値上がり銘柄は全体の64%、対して値下がり銘柄は31%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、欧米株高を受けリスク選好の買い優勢 (3月6日)
1.日経平均は大幅続伸、欧米株の全面高に追随
2.米長期金利の低下受け、ハイテク株に追い風
3.主力株が牽引し、2万8000円大台乗せ果たす
4.パウエル議会証言控え、上昇一巡後利食いも
5.業種別では海運高く、33業種中26業種が上昇
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比387ドル高と3日続伸した。米長期金利の低下でハイテク株を中心に買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、前週末の欧米株高を受け主力株をはじめ幅広い銘柄にリスクを取る動きが広がり、日経平均株価は300円を超える上昇となった。
6日の東京市場は、終始リスク選好の地合いで、日経平均はフシ目の2万8000円台を回復した。前日の米国株市場では10年債利回りが低下したことを受けてハイテクセクターを中心に物色機運が高まり、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅高に買われた。日経平均は朝方に先物主導で水準を切り上げた後、ほぼ2万8200円台で売り物を吸収し、1日の値動きとしては小さかった。売買代金上位の主力株が牽引する相場だったが、明日に予定されるパウエルFRB議長の米上院での議会証言を控え、2万8000円台前半では利益確定売りも出て上値が押さえられる格好となった。個別ではプライム市場全体の65%にあたる銘柄が高く引けた。業種別では33業種中26業種が上昇、値上がり上位はハイテクセクターのほか海運株が買われた。
日経平均・・・28,237.78円 310.31円
TOPIX・・・2,036.49円 16.97円
JPX日経400・・・18,384.28円 162.72円
東証マザーズ・・・765.94円 7.3円
東証REIT指数・・・1,834.30円 9.15円
米ドル円・・・135.98円 -0.43円
ユーロ/円・・・144.70円 -0.04円
NYダウ・・・33,390.97円 387.4円
NASDAQ・・・11,689.00円 226.02円
上海総合・・・3,322.02円 -6.36円
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