【市況】東京株式(大引け)=341円安と4日続落、米インフレ懸念の再燃を警戒
23日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落。米国でインフレへの警戒感が再燃するなか、日経平均株価は2万8500円を割り込んだ。
大引けの日経平均株価は前日比341円75銭安の2万8452円75銭。プライム市場の売買高概算は9億7431万株。売買代金概算は2兆3244億円となった。値上がり銘柄数は388と全体の約21%、値下がり銘柄数は1396、変わらずは54銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが643ドル安と続落。26日に予定されているジャクソンホール会議での講演でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がタカ派的な姿勢が打ち出すことが警戒された。米長期金利が3%台に上昇するなか、インフレ懸念が浮上した。この流れを受け、東京市場は軟調展開。半導体関連などのハイテク値がさ株を中心に売りが膨らみ、日経平均は一時400円近い下落となる場面があった。市場には、ジャクソンホール会議を前に様子見姿勢も強く、売り一巡後は大引けにかけ一進一退が続いた。
【市況】日経平均は大幅に4日続落、1カ月ぶり高水準の米金利を嫌気/相場概況
日経平均は大幅に4日続落。22日の米株式市場でダウ平均は643ドル安と大幅続落。経済シンポジウム「ジャクソンホール会合」を控えるなか、連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を警戒した売りから終日軟調に推移。長期金利が1カ月ぶりの高値を更新したことでハイテク株主体に売られ、相場の下押し圧力となった。ナスダック総合指数は-2.54%と大幅続落。米株安を受けて日経平均は214.30円安からスタート。朝方から売りが広がり、午前中ごろには一時28395.30円(399.20円安)まで下落した。アジア市況の下げ渋りや為替の円安基調を支援要因にその後は下げ止まったが、戻りは鈍く、安値圏でのもみ合いが続いた。
大引けの日経平均は前日比341.75円安の28452.75円となった。東証プライム市場の売買高は9億7431万株、売買代金は2兆3245億円だった。セクターでは電気機器、輸送用機器、ゴム製品が下落率上位となった一方、空運、鉱業、海運が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の76%、対して値上がり銘柄は21%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 4日続落、米インフレ懸念再燃を警戒し売り優勢 (8月23日)
1.日経平均は341円安と4日続落、2万8500円を割る
2.22日のNYダウは米長期金利上昇などで643ドル安に
3.米インフレ懸念の再燃を警戒しハイテク株などが軟調推移
4.SBGやファストリ、東エレクといった値がさ株に売り膨らむ
5.コロナの水際対策緩和期待でJALやANAHDが買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比643ドル安と続落した。FRBによる積極的な利上げへの警戒感が広がり、幅広い銘柄で売りが優勢となった。
東京市場では日経平均株価は4日続落。米国でインフレへの警戒感が再燃するなか、日経平均は2万8500円を割り込んだ。
前日の米株式市場では、NYダウが続落。26日に予定されているジャクソンホール会議での講演でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がタカ派的な姿勢が打ち出すことが警戒された。米長期金利が3%台に上昇するなか、インフレ懸念が浮上した。この流れを受け、東京市場は軟調展開。半導体関連などのハイテク値がさ株を中心に売りが膨らみ、日経平均は一時400円近い下落となる場面があった。市場には、ジャクソンホール会議を前に様子見姿勢も強く、売り一巡後は大引けにかけ一進一退が続いた。
日経平均・・・28,452.75円 -341.75円
TOPIX・・・1,971.44円 -21.15円
JPX日経400・・・17,764.96円 -189.68円
東証マザーズ・・・732.96円 -0.3円
東証REIT指数・・・2,011.77円 -17.41円
米ドル円・・・137.36円 0.53円
ユーロ/円・・・136.39円 -0.51円
NYダウ・・・33,063.61円 -643.13円
NASDAQ・・・12,381.57円 -323.64円
上海総合・・・3,276.22円 -1.57円
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