【市況】東京株式(大引け)=135円安と3日続落、中国利下げで下げ渋る展開
22日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落。前週末の米株安を受け朝方は大きく値を下げたが、中国の利下げも好感され後場にかけて下げ渋った。
大引けの日経平均株価は前週末比135円83銭安の2万8794円50銭。プライム市場の売買高概算は9億2087万株。売買代金概算は2兆1255億円となった。値上がり銘柄数は798と全体の約43%、値下がり銘柄数は956、変わらずは84銘柄だった。
前週末19日の米株式市場では、NYダウが292ドル安と下落した。米長期金利上昇が警戒されハイテク株が売られた。この流れを受けた週明けの東京市場も軟調に推移。寄り付きは276円安でスタートし一時340円を超す下落となった。半導体関連などハイテク株が売られた。ただ、午前10時過ぎに中国人民銀行が利下げに踏み切ったことが伝わると日経平均株価は値を戻し前場は124円安で取引を終えた。午後に入ってからは、様子見姿勢が強まり130円安前後での一進一退が続いた。26日のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に手控え姿勢が強まった。
【市況】日経平均は3日続落、朝安の後は下げ渋る展開/相場概況
日経平均は3日続落。先週末19日の米株式市場でNYダウは反落。連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を受け、大幅利上げへの警戒感が再燃し売りが先行した。また、長期金利の上昇でハイテク株が売られ相場の重しとなり、終日軟調に推移した。ナスダック総合指数も2%を超す下落となった。米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行し、日経平均は276.26円安からスタート。朝方は今日の安値圏で推移したが、下値を売り急ぐ動きはなく、また、朝方軟調だったダウ平均先物や、下落して始まった香港や上海の中国株が底堅い動きとなったこともあり、日経平均は午前の中頃からは下げ幅を縮めた。後場はやや様子見ムードが広がったが日経平均は概ね底堅く推移した。
大引けの日経平均は前日比135.83円安の28794.50円となった。東証プライムの売買高は9億2087万株、売買代金は2兆1255億円だった。セクターでは電気機器、非鉄金属、証券商品先物などが下落。一方、鉱業、石油石炭製品、医薬品が上昇した。東証プライムの値下がり銘柄は全体の52%、対して値上がり銘柄は43%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日続落、朝安も中国利下げで後半下げ渋る (8月22日)
1.日経平均は135円安と続落、朝安後に下げ渋る展開に
2.19日のNYダウは米金利上昇を警戒し292ドル安
3.中国人民銀行の利下げを受け日経平均は安値から値を戻す
4.東エレクやアドテスト、新光電工など半導体関連株が安い
5.三菱商や伊藤忠、三井物、丸紅といった商社株が買われる
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比292ドル安と反落した。米長期金利の上昇を受け、割高感の強まったハイテク株を中心に売りが優勢となった。
週明けの東京市場では、日経平均株価は3日続落。前週末の米株安を受け朝方は大きく値を下げたが、中国の利下げも好感され後場にかけて下げ渋った。
前週末19日の米株式市場では、NYダウが下落した。米長期金利上昇が警戒されハイテク株が売られた。この流れを受けた週明けの東京市場も軟調に推移。寄り付きは276円安でスタートし一時340円を超す下落となった。半導体関連などハイテク株が売られた。ただ、午前10時過ぎに中国人民銀行が利下げに踏み切ったことが伝わると日経平均は値を戻し前場は124円安で取引を終えた。午後に入ってからは、様子見姿勢が強まり130円安前後での一進一退が続いた。26日のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に手控え姿勢が強まった。
日経平均・・・28,794.50円 -135.83円
TOPIX・・・1,992.59円 -1.93円
JPX日経400・・・17,954.64円 -4.37円
東証マザーズ・・・733.26円 -15.08円
東証REIT指数・・・2,029.18円 -9.45円
米ドル円・・・137.11円 0.45円
ユーロ/円・・・137.08円 -0.81円
NYダウ・・・33,706.74円 -292.3円
NASDAQ・・・12,705.21円 -260.12円
上海総合・・・3,277.79円 19.71円
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