【市況】東京株式(大引け)=284円高、米株高受け2万7000円台回復
31日の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が総じて高かったことで、リスクを取る動きが優勢となった。
大引けの日経平均株価は前営業日比284円64銭高の2万7001円98銭と続伸。東証1部の売買高概算は13億1461万株、売買代金概算は3兆2130億円。値上がり銘柄数は1715、対して値下がり銘柄数は417、変わらずは52銘柄だった。
きょうの東京市場は、朝方は売り買いを交錯させていたが、その後は買い優勢に傾き日経平均株価は続伸。一時400円超の上昇をみせ、大引けで上げ幅を縮小したものの2万7000円台を回復して着地した。前週末の米国株市場ではアップルの好決算が刺激となりNYダウなど主要3指数が上昇し、特にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の上昇率が目立った。これを受け東京市場でも主力輸出株中心に買い戻す動きが継続した。外国為替市場でドル高・円安傾向にあったことや米株価指数先物が堅調な値動きを示したことも買い安心感を与えた。これまで売り込まれていた半導体セクターが買われたほか後場に入ると海運株が上げ足を強め、全体相場を後押しした。8割近い銘柄が上昇し、売買代金も活況で3営業日連続で3兆円を上回っている。
【市況】日経平均は続伸、27000円台回復、米株高や好決算で心理改善/相場概況
日経平均は続伸。28日の米国市場でNYダウは4日ぶりに大幅反発し、564ドル高となった。アップルなどの決算が好感されたほか、金利低下に伴いハイテク株が買われた。一方、東京市場ではアップルの決算を先週末に織り込んでおり、週明けの日経平均はやや戻り待ちの売りが先行し26円安からスタート。ただ、前週末の米株高に加え、前引け後に商船三井<9104>が業績・配当予想の上方修正を発表するなど良好な企業決算も投資家心理を上向かせ、日経平均は後場に一時27134.57円(前週末比417.23円高)まで上昇した。
大引けの日経平均は前週末比284.64円高の27001.98円となった。東証1部の売買高は13億1461万株、売買代金は3兆2130億円だった。業種別では、海運業、精密機器、サービス業が上昇率上位だった。一方、保険業、銀行業、電気・ガス業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の79%、対して値下がり銘柄は19%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高を受け2万7000円台を回復 (1月31日)
1.日経平均は続伸、後場一段高で2万7000円台を回復
2.前週末の米株市場が急反発した流れを受けてリスクオン
3.米株高はアップルが牽引、東京市場もハイテク買い誘発
4.円安追い風に半導体関連株の上昇が全体相場押し上げる
5.全体の8割近い銘柄が上昇、売買代金も3兆円超えが続く
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比564ドル高と4日ぶりに反発した。好調な決算を発表したアップル<AAPL>が上昇したことが好感され、ハイテク株を中心に買い戻しが流入した。
週明けの東京市場では、前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が総じて高かったことで、日経平均株価はリスクを取る動きが優勢となった。
31日の東京市場は、朝方は売り買いを交錯させていたが、その後は買い優勢に傾き日経平均は続伸。一時400円超の上昇をみせ、大引けで上げ幅を縮小したものの2万7000円台を回復して着地した。前週末の米国株市場ではアップルの好決算が刺激となりNYダウなど主要3指数が上昇し、特にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の上昇率が目立った。これを受け東京市場でも主力輸出株中心に買い戻す動きが継続した。外国為替市場でドル高・円安傾向にあったことや米株価指数先物が堅調な値動きを示したことも買い安心感を与えた。これまで売り込まれていた半導体セクターが買われたほか後場に入ると海運株が上げ足を強め、全体相場を後押しした。東証1部の8割近い銘柄が上昇し、売買代金も活況で3営業日連続で3兆円を上回っている。
日経平均・・・27,001.98円 284.64円
TOPIX・・・1,895.93円 19.04円
JPX日経400・・・17,087.09円 158.99円
日経JASDAQ・・・3,614.46円 46.15円
東証マザーズ・・・758.18円 27.11円
東証REIT指数・・・1,946.81円 5.86円
米ドル円・・・115.45円 -0.19円
ユーロ/円・・・128.83円 0.07円
NYダウ・・・34,725.47円 564.69円
NASDAQ・・・13,770.57円 417.79円
上海総合・・・3,361.43円 -32.8円
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