【市況】東京株式(大引け)=76円高、米株高好感も買い一巡後は急速に伸び悩む
1日の東京株式市場は、前日の米株高を受けてリスク選好ムードのなか日経平均は上値追いを続けたが、買い一巡後は急速に伸び悩む展開となった。
大引けの日経平均株価は前営業日比76円50銭高の2万7078円48銭と3日続伸。東証1部の売買高概算は13億7398万株、売買代金概算は3兆4082億円。値上がり銘柄数は914、対して値下がり銘柄数は1193、変わらずは77銘柄だった。
きょうの東京市場はリスクを取る動きが優勢となり、前場は日経平均が400円超の上昇をみせる場面もあった。前日の米国株市場ではハイテク株中心に買いが顕著で、主要株価指数が揃って大幅高、特にナスダック総合株価指数の上昇が際立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も急伸しており、東京市場でも朝方は半導体主力株が軒並み買われ全体相場を押し上げた。しかし、2万7000円台前半では戻り売り圧力が強く、買い一巡後は上値の重さが意識され、前場後半を境に急速に上げ幅を縮小。インフレ警戒感から、FRBをはじめ世界の中央銀行が金融引き締め方向に政策の舵を切るなか、ハイテク値がさ株などの上値を積極的に買う動きは限られた。TOPIXもわずかにプラスで引けたが、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っている。
【市況】日経平均は3日続伸、一時400円超高も伸び悩み、海運などに買い/相場概況
日経平均は3日続伸。1月31日の米国市場でNYダウは大幅続伸し、406ドル高となった。金利が落ち着いて推移していたこともあり、ハイテク株を中心に買いが入った。本日の日経平均は米株高の流れを引き継いで165円高からスタート。引き続き良好な企業決算が多く見られたことも相場を押し上げ、日経平均は前場中ごろに27410.79円(前日比408.81円高)まで上昇する場面があった。ただ、先週末からの戻りが急ピッチだったうえ、先行き警戒感も依然として根強く、上値では利益確定の売りが出て伸び悩んだ。
大引けの日経平均は前日比76.50円高の27078.48円となった。東証1部の売買高は13億7398万株、売買代金は3兆4082億円だった。業種別では、海運業、陸運業、情報・通信業が上昇率上位だった。一方、繊維製品、鉱業、ガラス・土石製品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の42%、対して値下がり銘柄は55%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、朝高も買い一巡後は急速に伸び悩む (2月1日)
1.日経平均は3日続伸、米株高好感も買い一巡後に伸び悩む
2.米株市場ではハイテク株買われ、ナスダックの上昇際立つ
3.SOX指数急騰受け、東京市場も半導体主力株に物色の矛先
4.レーザーテクは断トツの売買代金も高寄り後は波乱含みに
5.TOPIXはわずかにプラス、値下がり数が値上がりを上回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比406ドル高と続伸。朝方は値を下げてスタートしたが、売り一巡後はハイテク株を中心も買いが優勢となり引けにかけ上昇幅が拡大した。
東京市場では、前日の米株高を受けてリスク選好ムードのなか日経平均株価は上値追いを続けたが、買い一巡後は急速に伸び悩む展開となった。
1日の東京市場は、リスクを取る動きが優勢となり、前場は日経平均が400円超の上昇をみせる場面もあった。前日の米国株市場ではハイテク株中心に買いが顕著で、主要株価指数が揃って大幅高、特にナスダック総合株価指数の上昇が際立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も急伸しており、東京市場でも朝方は半導体主力株が軒並み買われ全体相場を押し上げた。しかし、2万7000円台前半では戻り売り圧力が強く、買い一巡後は上値の重さが意識され、前場後半を境に急速に上げ幅を縮小。インフレ警戒感から、FRBをはじめ世界の中央銀行が金融引き締め方向に政策の舵を切るなか、ハイテク値がさ株などの上値を積極的に買う動きは限られた。TOPIXもわずかにプラスで引けたが、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っている。
日経平均・・・27,078.48円 76.5円
TOPIX・・・1,896.06円 0.13円
JPX日経400・・・17,082.29円 -4.8円
日経JASDAQ・・・3,627.51円 13.05円
東証マザーズ・・・772.98円 14.8円
東証REIT指数・・・1,924.63円 -22.18円
米ドル円・・・114.71円 -0.71円
ユーロ/円・・・129.19円 0.26円
NYダウ・・・35,131.86円 406.39円
NASDAQ・・・14,239.88円 469.3円
上海総合・・・3,361.43円 -32.8円
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