【市況】東京株式(大引け)=66円高、目先リバウンド狙いの買いが優勢に
24日の東京株式市場は、前週末の米株急落を受け朝方はリスク回避の売りが優勢だったが、その後は下げ渋り後場はプラス圏に切り返した。
大引けの日経平均株価は前営業日比66円11銭高の2万7588円37銭と反発。東証1部の売買高概算は10億8096万株、売買代金概算は2兆6447億円。値上がり銘柄数は1527、対して値下がり銘柄数は582、変わらずは75銘柄だった。
きょうの東京市場は、売られ過ぎの反動で主力銘柄を中心に買い戻しが優勢となった。前週末の米国株市場ではFOMCを前にFRBの金融引き締めスタンスが予想よりも強いものになるのではないかという思惑がリスク回避ムードを助長し、主要株指数が揃って大幅安、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は週間で約8%の急落をみせた。東京市場でも半導体などをはじめハイテクセクターに売りがかさみ、朝方は300円超の下げをみせたが、その後は値ごろ感からの押し目買いが入りプラス圏に転じた。半導体関連の主力値がさ株が買い戻され全体指数を押し上げた。取引時間中は米株価指数先物が堅調に推移していたことも市場センチメントを強気に傾けた。東証1部全体の7割の銘柄が上昇した。なお、売買代金は2兆6000億円台にとどまった。
【市況】日経平均は反発、ダウ先上昇を支援材料に押し目買い、後場切り返す/相場概況
日経平均は反発。21日の米国市場でNYダウは6日続落し、450ドル安となった。動画配信のネットフリックスが決算を受けて急落し、ハイテク株に売りが広がった。地政学リスクの高まりが嫌気されたほか、金融引き締めへの警戒感も根強かった。週明けの日経平均はこうした流れを引き継いで263円安からスタートすると、朝方には一時27203.33円(前週末比318.93円安)まで下落。ただ、時間外取引でのNYダウ先物の上昇を支援材料に押し目買いが入り、後場には27627.60円(同105.34円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比66.11円高の27588.37円となった。東証1部の売買高は10億8096万株、売買代金は2兆6447億円だった。業種別では、鉱業、海運業、銀行業が上昇率上位だった。一方、証券、精密機器、その他製品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の70%、対して値下がり銘柄は27%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 小反発、米株安受け朝安も後半切り返しプラス圏浮上 (1月24日)
1.日経平均は反発、朝安後に切り返しプラス圏浮上
2.米株安を受け前場は一時300円超の下げをみせる場面も
3.FOMCを目前に、FRBの金融引き締め強化に警戒ムード
4.半導体関連の主力値がさ株が買い戻され全体流れ変わる
5.米株先物が堅調に推移したことも、心理改善につながる
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比450ドル安と6日続落した。FRBの早期の金融引き締めが米景気の減速につながるとの見方が強く、景気敏感株やハイテク株が売られた。
週明けの東京市場では、日経平均株価は前週末の米株急落を受け朝方はリスク回避の売りが優勢だったが、その後は下げ渋り後場はプラス圏に切り返した。
24日の東京市場は、売られ過ぎの反動で主力銘柄を中心に買い戻しが優勢となった。前週末の米国株市場ではFOMCを前にFRBの金融引き締めスタンスが予想よりも強いものになるのではないかという思惑がリスク回避ムードを助長し、主要株指数が揃って大幅安、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は週間で約8%の急落をみせた。東京市場でも半導体などをはじめハイテクセクターに売りがかさみ、朝方は300円超の下げをみせたが、その後は値ごろ感からの押し目買いが入りプラス圏に転じた。半導体関連の主力値がさ株が買い戻され全体指数を押し上げた。取引時間中は米株価指数先物が堅調に推移していたことも市場センチメントを強気に傾けた。東証1部全体の7割の銘柄が上昇した。なお、売買代金は2兆6000億円台にとどまった。
日経平均・・・27,588.37円 66.11円
TOPIX・・・1,929.87円 2.69円
JPX日経400・・・17,402.38円 24.45円
日経JASDAQ・・・3,662.65円 -1.37円
東証マザーズ・・・811.39円 -1.37円
東証REIT指数・・・1,896.31円 15.04円
米ドル円・・・113.77円 -0.09円
ユーロ/円・・・128.61円 -0.37円
NYダウ・・・34,265.37円 -450.02円
NASDAQ・・・13,768.92円 -385.09円
上海総合・・・3,524.10円 1.53円
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