【市況】東京株式(大引け)=250円安と反落、後場に入り下げ渋る展開に
21日の東京株式市場で日経平均株価は反落。前日のNYダウが下落したことが警戒され、日経平均株価は一時600円を超す下落となる場面があった。ただ、売り一巡後は買いが入り、後場にかけ下げ渋った。
大引けの日経平均株価は前日比250円67銭安の2万7522円26銭。東証1部の売買高概算は12億3500万株。売買代金概算は2兆9873億円となった。値上がり銘柄数は1170と全体の約54%、値下がり銘柄数は920、変わらずは94銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが313ドル安と5日続落。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期金融引き締めへの警戒が強く、ハイテク株などを中心に売りに押された。この流れを受け、東京市場も日経平均株価は急反落してスタート。半導体関連株などが売られ一時、下げ幅は600円を超えた。為替が一時1ドル=113円60銭台へ円高が進んだことも警戒された。ただ、2万7100円台まで下落すると値頃感からの買いが流入。後場に入ってからは下げ幅を縮小する展開となった。
【市況】日経平均は反落、米株安引き継ぎ一時600円超安、押し目買いで下げ渋り/相場概況
日経平均は反落。20日の米国市場でNYダウは5日続落し、313ドル安となった。金利低下に伴い460ドル超上昇する場面もあったが、連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの懸念は根強く、幅広い銘柄に売りが出た。また、時間外取引で動画配信大手ネットフリックスが決算を受けて急落したこともあり、本日の日経平均は368円安からスタートすると、朝方には一時27129.61円(前日比643.32円安)まで下落。一方、27000円近辺まで調整が進んだことで押し目買いも入り、引けにかけて下げ渋った。
大引けの日経平均は前日比250.67円安の27522.26円となった。東証1部の売買高は12億3500万株、売買代金は2兆9873億円だった。業種別では、鉱業、輸送用機器、石油・石炭製品が下落率上位だった。一方、空運業、陸運業、電気・ガス業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の42%、対して値上がり銘柄は54%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 反落、米株安を警戒も売り一巡後は下げ渋る (1月21日)
1.日経平均は250円安と反落、売り一巡後は下げ渋る
2.米金融引き締めへの警戒強くNYダウの5日続落を嫌気
3.ハイテク株を中心に軟調も下値には買いが流入する展開
4.東エレクやレーザーテクなど半導体関連株の下げきつい
5.JALやANAHD、JR東日本など空運、電鉄株が堅調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比313ドル安と5日続落した。早期金融引き締めに対する警戒感が強まり、景気敏感株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は反落。前日のNYダウが下落したことが警戒され、日経平均は一時600円を超す下落となる場面があった。ただ、売り一巡後は買いが入り、後場にかけ下げ渋った。
前日の米株式市場では、NYダウが5日続落。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期金融引き締めへの警戒が強く、ハイテク株などを中心に売りに押された。この流れを受け、東京市場も日経平均は急反落してスタート。半導体関連株などが売られ一時、下げ幅は600円を超えた。為替が一時1ドル=113円60銭台へ円高が進んだことも警戒された。ただ、2万7100円台まで下落すると値頃感からの買いが流入。後場に入ってからは下げ幅を縮小する展開となった。
日経平均・・・27,522.26円 -250.67円
TOPIX・・・1,927.18円 -11.35円
JPX日経400・・・17,377.93円 -108.39円
日経JASDAQ・・・3,664.02円 -21.48円
東証マザーズ・・・812.76円 -12.24円
東証REIT指数・・・1,881.27円 42.18円
米ドル円・・・113.75円 -0.64円
ユーロ/円・・・128.98円 -0.96円
NYダウ・・・34,715.39円 -313.26円
NASDAQ・・・14,154.02円 -186.23円
上海総合・・・3,522.56円 -32.49円
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