【市況】東京株式(大引け)=364円安と大幅続落、一時2万8000円を割り込む
14日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落。ハイテク株などに売りが膨らみ、一時2万8000円を割り込む場面があった。
大引けの日経平均株価は前日比364円85銭安の2万8124円28銭。東証1部の売買高概算は14億815万株。売買代金概算は3兆4410億円となった。値上がり銘柄数は503と全体の約23%、値下がり銘柄数は1599、変わらずは83銘柄だった。
前日のニューヨーク市場で、米金融引き締めに対する警戒感からNYダウやナスダック指数が下落したことを受け、東京市場も朝方から売りに押される展開となった。日経平均株価は前場には一時ほぼ600円の下落となり昨年12月20日以来の2万8000円割れへ売り込まれた。為替の円高が進行するなか、ハイテク株などへの売りが膨らんだ。ただ、日銀のETF買いへの思惑も浮上するなか、後場に入り下値に買いが流入しやや下げ幅が縮小した。東証マザーズ指数は前日比3%超の下落で昨年来安値を更新した。
【市況】日経平均は大幅続落、一時600円近い下落、日米で金融政策に警戒感/相場概況
日経平均は大幅続落。13日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、176ドル安となった。ブレイナード連邦準備理事会(FRB)理事の議会証言を受けて金融引き締めへの警戒感が強まり、ハイテク株を中心に売りが出た。本日の日経平均はこうした流れを引き継ぎ242円安からスタートすると、日銀についても一部報道で政策変更への思惑が広がり、前引けにかけて27889.21円(前日比599.92円安)まで下落する場面があった。ただ、後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測を支えに下げ渋った。
大引けの日経平均は前日比364.85円安の28124.28円となった。なお、オプション1月物の特別清算指数(SQ)は28266.57円。東証1部の売買高は14億0815万株、売買代金は3兆4410億円だった。業種別では、サービス業、不動産業、機械が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、海運業、水産・農林業、小売業の3業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の73%、対して値上がり銘柄は23%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 続落、米早期金融引き締めを警戒し売り継続 (1月14日)
1.日経平均は364円安と続落、一時2万8000円割れに
2.米国の早期金融引き締めへの警戒感強く売り優勢の状態
3.日銀ETF買いの思惑も浮上し後場に入ると下げ渋る展開
4.東証マザーズ指数は3%を超える下落で昨年来安値を更新
5.レーザーテクや東エレク、ソニーGなどハイテク株が安い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比176ドル安と3日ぶりに反落した。FRB高官から金融引き締めに前向きな発言が相次いだことを受け、ハイテク株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は大幅続落。ハイテク株などに売りが膨らみ、一時2万8000円を割り込む場面があった。
前日のニューヨーク市場で、米金融引き締めに対する警戒感からNYダウやナスダック指数が下落したことを受け、東京市場も朝方から売りに押される展開となった。日経平均は前場には一時ほぼ600円の下落となり昨年12月20日以来の2万8000円割れへ売り込まれた。為替の円高が進行するなか、ハイテク株などへの売りが膨らんだ。ただ、日銀のETF買いへの思惑も浮上するなか、後場に入り下値に買いが流入しやや下げ幅が縮小した。東証マザーズ指数は前日比3%超の下落で昨年来安値を更新した。
日経平均・・・28,124.28円 -364.85円
TOPIX・・・1,977.66円 -27.92円
JPX日経400・・・17,810.82円 -258.4円
日経JASDAQ・・・3,785.16円 -33.87円
東証マザーズ・・・844.78円 -29.26円
東証REIT指数・・・1,994.50円 -15.92円
米ドル円・・・113.68円 -0.72円
ユーロ/円・・・130.16円 -0.99円
NYダウ・・・36,113.62円 -176.7円
NASDAQ・・・14,806.81円 -381.58円
上海総合・・・3,521.25円 -34円
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