【市況】東京株式(大引け)=350円安と大幅に4日続落、新型コロナ懸念などを警戒
19日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続落。新型コロナウイルスの感染再拡大などが警戒され、軟調な値動きが続いた。
大引けの日経平均株価は前週末比350円34銭安の2万7652円74銭。東証1部の売買高概算は9億5163万株。売買代金概算は2兆666億円となった。値上がり銘柄数は217と全体の約10%、値下がり銘柄数は1912、変わらずは63銘柄だった。
前週末16日の米株式市場では、NYダウ、ナスダック指数ともに下落。感染力が強い新型コロナウイルスのインド型(デルタ株)の世界的な感染拡大などが警戒された。この流れを受け、週明けの東京市場も軟調に推移し日経株価は一時、500円を超す下落となる場面があった。33業種中、高いのは医薬品のみで、空運、鉄鋼、非鉄、石油など景気敏感株が売られた。日経平均株価は終値で2万7600円台と5月中旬以来、2カ月ぶりの水準に下落した。
【市況】日経平均は4日続落、一時500円超安、終値28000円割れ/相場概況
日経平均は4日続落。16日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、299ドル安となった。7月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想外に低下したうえ、新型コロナウイルスデルタ株の感染が急増し、景気減速への懸念が広がった。また、国内でも東京都の新型コロナ新規感染者数が連日で1000人を超えており、週明けの日経平均は339円安からスタートすると、前引けにかけて27493.63円(前週末比509.45円安)まで下落する場面があった。後場やや下げ渋ったが、週後半の連休を前に押し目買いの動きは限られた。
大引けの日経平均は前週末比350.34円安の27652.74円となった。終値としては5月13日以来の安値水準となる。東証1部の売買高は9億5163万株、売買代金は2兆0666億円だった。業種別では、空運業、鉄鋼、電気機器が下落率上位で、その他も全般軟調。医薬品のみ小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の87%、対して値上がり銘柄は10%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 4日続落、米株安や新型コロナの感染再拡大を懸念 (7月19日)
1.日経平均は350円安と大幅に4日続落、2万7600円台に下落
2.先週末16日の米株式市場はNYダウ、ナスダック指数ともに安い
3.新型コロナの世界的な感染再拡大懸念で東京市場も売りに押される
4.東エレクやレーザーテク、SUMCOといった半導体関連株が安い
5.レノバやイーレックスなどの脱炭素関連株の一角が値を上げる
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比299ドル安と3日ぶりに反落した。新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感から売りが優勢となった。
週明けの東京市場では、日経平均株価は大幅に4日続落。新型コロナウイルスの感染再拡大などが警戒され、軟調な値動きが続いた。
前週末16日の米株式市場では、NYダウ、ナスダック指数ともに下落。感染力が強い新型コロナウイルスのインド型(デルタ株)の世界的な感染拡大などが警戒された。この流れを受け、週明けの東京市場も軟調に推移し日経株価は一時、500円を超す下落となる場面があった。33業種中、高いのは医薬品のみで、空運、鉄鋼、非鉄、石油など景気敏感株が売られた。日経平均は終値で2万7600円台と5月中旬以来、2ヵ月ぶりの水準に下落した。
日経平均・・・27652.74円 -350.34円
TOPIX・・・1907.13円 -25.06円
JPX日経400・・・17151.96円 -215.47円
日経JASDAQ・・・3971.08円 -20.3円
東証マザーズ・・・1136.99円 -21.71円
東証REIT指数・・・2155.37円 -22.39円
米ドル円・・・109.6円 -0.56円
ユーロ/円・・・129.09円 -0.91円
NYダウ・・・34687.85円 -299.17円
NASDAQ・・・14427.23円 -115.89円
上海総合・・・3539.12円 -0.18円
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