【市況】東京株式(大引け)=276円安と3日続落、2万8000円巡る攻防に
16日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落。ハイテク株などが軟調で引けにかけ2万8000円ラインを巡る攻防となった。
大引けの日経平均株価は前日比276円01銭安の2万8003円08銭。東証1部の売買高概算は9億3558万株。売買代金概算は2兆1550億円となった。値上がり銘柄数は1008と全体の約46%、値下がり銘柄数は1058、変わらずは126銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが上昇したが、ナスダック指数は下落と高安まちまち。この流れを受けた、この日の東京市場ではハイテク株を中心に売りが流入し前場は一時400円を超す下落となった。しかし、後場に入ると下値には値頃感からの買いが流入し、下げ渋る展開となり、一時70円超安まで値を戻した。しかし、引けにかけ再び売り直され2万8000円をぎりぎり維持して取引を終えた。東京都を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることも懸念され、積極的な買いは手控えられた。
【市況】日経平均は3日続落、一時400円超安、終値では28000円台維持/相場概況
日経平均は3日続落。15日の米国市場でNYダウは続伸し、53ドル高となった。ただ、全体としては利益確定売りに押される銘柄が多く、特に半導体関連株の下落が目立った。また、日本国内での新型コロナウイルス感染者数の増加や、ファーストリテ<9983>に業績修正を嫌気した売りが出たことも重しとなり、本日の日経平均は239円安からスタート。寄り付き直後に一時27847.35円(前日比431.74円安)まで下落すると、後場には押し目買いが入り下げ渋る場面もあったが、戻りは限定的となった。
大引けの日経平均は前日比276.01円安の28003.08円となった。東証1部の売買高は9億3558万株、売買代金は2兆1550億円だった。業種別では、医薬品、精密機器、鉱業が下落率上位だった。一方、海運業、鉄鋼、非鉄金属が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の48%、対して値上がり銘柄は46%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日続落、ハイテク株が売られ一時2万8000円割れ (7月16日)
1.日経平均は276円安と3日続落、2万8000円巡る攻防に
2.前日のNYダウは続伸もナスダック指数は下落と高安まちまち
3.東京市場は一時400円超の下落も後場に入り下げ幅を縮小
4.新型コロナウイルス感染拡大が続き、買い手控え状態が続く
5.東エレクやレーザーテク、スクリンなどハイテク株は軟調推移
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比53ドル高と続伸した。ハイテク株は軟調だったものの、ハネウェル・インターナショナル<HON>やユナイテッドヘルス・グループ<UNH>などが上昇し指数を押し上げた。
東京市場では、日経平均株価は3日続落。ハイテク株などが軟調で引けにかけ2万8000円ラインを巡る攻防となった。
前日の米株式市場では、NYダウが上昇したが、ナスダック指数は下落と高安まちまち。この流れを受けた、この日の東京市場ではハイテク株を中心に売りが流入し前場は一時400円を超す下落となった。しかし、後場に入ると下値には値頃感からの買いが流入し、下げ渋る展開となり、一時70円超安まで値を戻した。しかし、引けにかけ再び売り直され2万8000円をぎりぎり維持して取引を終えた。東京都を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることも懸念され、積極的な買いは手控えられた。
日経平均・・・28003.08円 -276.01円
TOPIX・・・1932.19円 -7.42円
JPX日経400・・・17367.43円 -76.89円
日経JASDAQ・・・3991.38円 10.16円
東証マザーズ・・・1158.7円 -2円
東証REIT指数・・・2177.76円 10.2円
米ドル円・・・110.18円 0.41円
ユーロ/円・・・130.04円 0.12円
NYダウ・・・34987.02円 53.79円
NASDAQ・・・14543.13円 -101.81円
上海総合・・・3539.3円 -25.28円
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