【市況】東京株式(大引け)=434円高、米上院決選投票の決着をみてリスクオン
7日の東京株式市場は前日の欧米株高を受けリスクを取る動きが活発化し、日経平均は一時570円近い上昇をみせる場面もあった。
大引けの日経平均株価は前営業日比434円19銭高の2万7490円13銭と5日ぶり反発。東証1部の売買高概算は15億1372万株、売買代金概算は2兆9990億1000万円。値上がり銘柄数は1664、値下がり銘柄数は445、変わらずは77銘柄だった。
きょうの東京市場は前日の欧州株市場が軒並み高く、ドイツの主要株指数が最高値を更新したほか、米国ではNYダウが400ドルを超える上昇で過去最高値を更新、これを受け主力株中心に広範囲に買い戻される形となった。注目された米ジョージア州の上院決選投票は民主党候補が2議席とも獲得したことで、「トリプルブルー」が実現する形となり、大型財政出動による景気回復期待がマーケットを強気に傾けた。ただ、日経平均は前場後半にきょうの高値をつけ、その後は次第に上げ幅を縮小した。後場は、東京都の新型コロナウイルス感染者数が2000人を超えたと伝わったことも目先筋の利益確定売りを誘発したようだ。銀行や保険などの金融株の上昇が目立ったほか、鉄鋼株も買われた。商いは活況で全体売買代金は3兆円近くまで膨らんだ。
【市況】日経平均は5日ぶり大幅反発、米投票通過で不透明感後退/相場概況
日経平均は5日ぶり大幅反発。6日の米国市場でNYダウは437ドル高と大幅続伸し、過去最高値を更新した。ジョージア州の上院決選投票を終え先行き不透明感が後退したことに加え、積極的な財政政策や環境政策の推進を期待した買いが入った。本日の日経平均も284円高からスタートすると、前場に一時27624.73円(前日比568.79円高)まで上昇し、取引時間中としては1990年8月以来の高値を付けた。ただ、7日の東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が2000人を超えたと伝わり、後場伸び悩む場面もあった。
大引けの日経平均は前日比434.19円高の27490.13円となった。東証1部の売買高は15億1372万株、売買代金は2兆9990億円だった。業種別では、鉄鋼、その他金融業、非鉄金属が上昇率上位で、その他も全般堅調。空運業と情報・通信業の2業種のみ下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の76%、対して値下がり銘柄は20%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 5日ぶり反発、欧米株高を受けリスク選好の買い優勢 (1月7日)
1.日経平均は400円を超える上昇を演じ、5日ぶりに反発
2.前日の欧米株高が追い風となり、一時570円近い上昇みせる
3.米ジョージア州上院決選投票は民主党が制しトリプルブルーに
4.民主党による大型財政出動による景気回復期待が相場を後押し
5.銀行や保険株が買いを集め、全体売買代金も3兆円近くに拡大
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは437ドル高と続伸した。民主党が大統領に加え上下院も制することになり、バイデン新政権での大規模なインフラ投資などが期待され、景気敏感株や環境関連株が買われた。
東京市場では、前日の欧米株高を受けリスクを取る動きが活発化し、日経平均株価は一時570円近い上昇をみせる場面もあった。
7日の東京市場は、前日の欧州株市場が軒並み高く、ドイツの主要株指数が最高値を更新したほか、米国ではNYダウが400ドルを超える上昇で過去最高値を更新、これを受け主力株中心に広範囲に買い戻される形となった。注目された米ジョージア州の上院決選投票は民主党候補が2議席とも獲得したことで、「トリプルブルー」が実現する形となり、大型財政出動による景気回復期待がマーケットを強気に傾けた。ただ、日経平均は前場後半にきょうの高値をつけ、その後は次第に上げ幅を縮小した。後場は、東京都の新型コロナウイルス感染者数が2000人を超えたと伝わったことも目先筋の利益確定売りを誘発したようだ。銀行や保険などの金融株の上昇が目立ったほか、鉄鋼株も買われた。商いは活況で東証1部の売買代金は3兆円近くまで膨らんだ。
日経平均・・・27490.13円 434.19円
TOPIX・・・1826.3円 30.12円
JPX日経400・・・16557.59円 299.99円
日経JASDAQ・・・3763.26円 17.7円
東証マザーズ・・・1214.4円 -0.83円
米ドル円・・・103.71円 0.97円
ユーロ/円・・・127.1円 0.33円
NYダウ・・・30829.4円 437.8円
NASDAQ・・・12740.79円 -78.16円
上海総合・・・3576.2円 25.32円
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