【市況】東京株式(大引け)=648円高、30年5カ月ぶり2万8000円台回復
8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸。積極的な買いが流入し、1990年8月以来、30年5カ月ぶりとなる2万8000円台に乗せた。
大引けの日経平均株価は前日比648円90銭高の2万8139円03銭。東証1部の売買高概算は13億8916万株。売買代金概算は3兆1190億600万円となった。値上がり銘柄数は1725、値下がり銘柄数は384、変わらずは77銘柄だった。
7日の米株式市場では、NYダウが211ドル高と最高値を更新。米ジョージア州の上院決選投票で民主党が2議席を獲得し勝利したことから、大型財政投資への期待が膨らんだ。これを受けた東京市場も買い先行の展開。為替は一時1ドル=103円90銭台まで円安が進行したことも追い風となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が7日に発令されたが市場への影響は限定的だった。
【市況】日経平均は大幅続伸、30年ぶり28000円台、米政局の不透明感後退で買い続く/相場概況
日経平均は大幅続伸。7日の米国市場ではNYダウが211ドル高と3日続伸し、主要株価指数は揃って過去最高値を更新した。バイデン氏が正式に次期大統領に選出されたほか、12月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況指数が予想外に改善したことも相場を押し上げた。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで230円高からスタートすると、寄り付き後も上げ幅を拡大。米政局の不透明感後退を好感した買いが続き、日経平均は後場に入るとおよそ30年5カ月ぶりに28000円台を回復し、高値引けとなった。
大引けの日経平均は前日比648.90円高の28139.03円となった。東証1部の売買高は13億8916万株、売買代金は3兆1190億円だった。業種別では、ゴム製品、パルプ・紙、非鉄金属が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、空運業、海運業、不動産業の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の79%、対して値下がり銘柄は18%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、30年5ヵ月ぶりに2万8000円台乗せ (1月8日)
1.日経平均は前日比648円高、30年5ヵ月ぶりに2万8000円台乗せ
2.7日のNYダウは211ドル高と最高値を更新、大型財政投資などに期待
3.為替市場では一時1ドル=103円90銭台と円安進行も追い風に
4.米長期金利上昇で三菱UFJやオリックスなど金融株が高い
5.緊急事態宣言が警戒されANAHDやスーパーのヤオコー、ベルクが安い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比211ドル高と3日続伸した。バイデン新政権下での大型財政投資への期待から買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は大幅続伸。積極的な買いが流入し、1990年8月以来、30年5ヵ月ぶりとなる2万8000円台に乗せた。
7日の米株式市場では、NYダウが最高値を更新。米ジョージア州の上院決選投票で民主党が2議席を獲得し勝利したことから、大型財政投資への期待が膨らんだ。これを受けた東京市場も買い先行の展開。為替は一時1ドル=103円90銭台まで円安が進行したことも追い風となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が7日に発令されたが市場への影響は限定的だった。
日経平均・・・28139.03円 648.9円
TOPIX・・・1854.94円 28.64円
JPX日経400・・・16824.18円 266.59円
日経JASDAQ・・・3781.05円 17.79円
東証マザーズ・・・1235.64円 21.24円
米ドル円・・・103.85円 0.49円
ユーロ/円・・・127.14円 -0.11円
NYダウ・・・31041.13円 211.73円
NASDAQ・・・13067.47円 326.68円
上海総合・・・3570.1円 -6.09円
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