【市況】東京株式(大引け)=102円安、値がさ株売られ4日続落も値上がり銘柄多い
6日の東京株式市場は前日の米株高を引き継げず日経平均は続落。途中下げ渋ったものの、終盤先物主導で売り直された。ただ個別株物色は旺盛だった。
大引けの日経平均株価は前営業日比102円69銭安の2万7055円94銭と4日続落。東証1部の売買高概算は11億7958万株、売買代金概算は2兆2996億9000万円。値上がり銘柄数は1428、対して値下がり銘柄数は686、変わらずは72銘柄だった。
きょうの東京市場は、日経平均の下値模索が続いた。前日の米国株市場で改善色の強い経済指標を好感してNYダウなど主要株指数が反発したが、外国為替市場で円高が進行したことや米国でジョージア州上院決選投票の結果を前に、上値の重い展開を強いられた。上院の2議席を民主党が取ればトリプルブルーが実現し、増税や規制強化などの政策が通りやすくなるとの思惑が株価にはネガティブに働いている。もっとも日経平均の下げは先物主導で指数寄与度の大きい値がさ株が売られたことによるもので、TOPIXはプラスで引けている。値上がり銘柄数も値下がりを大幅に上回っている。業種別では33業種中25業種が高く、資源・石油関連や海運株が値上がり上位を占めたほか、銀行や保険など金融セクターも買われる銘柄が目立った。
【市況】日経平均は4日続落、値がさ株軟調で下押し/相場概況
日経平均は4日続落。5日の米国市場では製造業景況感の改善が好感され、NYダウは167ドル高と反発した。一方、東京市場では米ジョージア州の上院決選投票の結果などを見極めたいとするムードが根強く、本日の日経平均は55円安からスタート。前日の米株高を支えに朝方プラス圏へ浮上する場面もあったが、開票速報睨みで神経質な展開となり、後場には27002.18円(前日比156.45円安)まで下落する場面があった。景気敏感株を中心に買いが入ったものの、米長期金利の上昇とともに値がさグロース(成長)株が弱含んだ。
大引けの日経平均は前日比102.69円安の27055.94円となった。東証1部の売買高は11億7958万株、売買代金は2兆2996億円だった。業種別では、その他製品、電気機器、化学が下落率上位だった。一方、鉱業、海運業、石油・石炭製品が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の31%、対して値上がり銘柄は65%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 4日続落、円高進行でハイテク株中心に売り優勢 (1月6日)
1.日経平均は4日続落、米上院決選投票の結果待ちで見送り
2.前日の米株高は追い風も為替が円高でハイテク株中心に重荷に
3.個別株物色は旺盛で値上がり銘柄数が値下がりを大幅に上回る
4.業種別では資源株や海運株が買われたほか金融セクターも上昇
5.日経平均寄与度の高いFリテなど値がさ株売られ全体押し下げ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比167ドル高と反発した。12月の米ISM製造業景気指数の改善を好感し景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高を引き継げず日経平均株価は続落。途中下げ渋ったものの、終盤先物主導で売り直された。ただ個別株物色は旺盛だった。
6日の東京市場は、日経平均の下値模索が続いた。前日の米国株市場で改善色の強い経済指標を好感してNYダウなど主要株指数が反発したが、外国為替市場で円高が進行したことや米国でジョージア州上院決選投票の結果を前に、上値の重い展開を強いられた。上院の2議席を民主党が取ればトリプルブルーが実現し、増税や規制強化などの政策が通りやすくなるとの思惑が株価にはネガティブに働いている。もっとも日経平均の下げは先物主導で指数寄与度の大きい値がさ株が売られたことによるもので、TOPIXはプラスで引けている。値上がり銘柄数も値下がりを大幅に上回っている。業種別では33業種中25業種が高く、資源・石油関連や海運株が値上がり上位を占めたほか、銀行や保険など金融セクターも買われる銘柄が目立った。
日経平均・・・27055.94円 -102.69円
TOPIX・・・1796.18円 4.96円
JPX日経400・・・16257.6円 43.32円
日経JASDAQ・・・3745.56円 10.16円
東証マザーズ・・・1215.23円 4.18円
米ドル円・・・102.81円 -0.12円
ユーロ/円・・・126.86円 0.69円
NYダウ・・・30391.6円 167.71円
NASDAQ・・・12818.96円 120.51円
上海総合・・・3550.87円 22.2円
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