【市況】東京株式(大引け)=197円高、米追加経済対策成立の動きを受け後場一段高
週明け28日の東京株式市場は、主力銘柄が買われ日経平均は上値指向となった。後場に入ると上げ足を強め結局この日の高値で着地している。
大引けの日経平均株価は前営業日比197円42銭高の2万6854円03銭と反発。東証1部の売買高概算は10億914万株、売買代金概算は1兆9642億2000万円。値上がり銘柄数は724、対して値下がり銘柄数は1377、変わらずは86銘柄だった。
きょうの東京市場は、前週末の欧米株市場がクリスマスで休場だったこともあり、手掛かり材料難のなか小幅プラスでスタート、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念は拭えないものの、下値を売り込む動きもみられず、その後は次第に下値を切り上げる展開となった。後場に入るとプログラム売買が作動して日経平均は一段高となり、取引終了近くに再び買い直されて高値引けとなった。米国で暗礁に乗り上げていた追加経済対策法案について、トランプ米大統領が正式に署名したことが伝わり、法案成立の思惑が後場上げ足を強める背景となった。半導体関連や電子部品株などが高く、全体相場を牽引した。ただ主力銘柄が買いを集めた一方、中小型株は軟調な銘柄が目立った。値下がり銘柄数は1370あまりに達し、東証1部全体の63%を占めた。
【市況】日経平均は反発、終値で年初来高値更新、米経済対策の成立を好感/相場概況
日経平均は反発。25日はクリスマスで欧米主要市場がいずれも休場だった。ただ、日本時間の今朝、トランプ米大統領が追加経済対策法案に署名したことを示唆し、政府機関閉鎖への懸念が後退したことなどから、週明けの日経平均は34円高でスタート。年末を前に売買はさほど膨らまず、小型株を中心に手仕舞い売りに押される銘柄も多かったが、米メディアが法案への署名を報じるとともに株価指数先物に買いが入り、日経平均は上げ幅を広げる展開となった。後場に入ると一段高となり、この日の高値で取引を終えた。
大引けの日経平均は前週末比197.42円高の26854.03円となった。終値ベースでは年初来高値を更新し、1991年4月以来の高値水準となる。東証1部の売買高は10億0914万株、売買代金は1兆9642億円だった。業種別では、その他金融業、電気機器、陸運業が上昇率上位だった。一方、海運業、空運業、鉱業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の33%、対して値下がり銘柄は63%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、米追加経済対策成立の思惑で買い優勢 (12月28日)
1.日経平均は反発、引け際に買い直されこの日の高値で着地
2.前週末の欧米株市場休場で手掛かり材料難も売り圧力は乏しい
3.米追加経済対策にトランプ氏が署名したと伝わり上げ足強める
4.半導体関連株や電子部品株などが買われ、全体相場の牽引役に
5.主力株買われるも値下がり銘柄数が多く、全体の63%が下落
■東京市場概況
前週末の米国市場は、クリスマスの祝日のため休場だった。
週明けの東京市場では、主力銘柄が買われ日経平均株価は上値指向となった。後場に入ると上げ足を強め結局この日の高値で着地している。
28日の東京市場は、前週末の欧米株市場がクリスマスで休場だったこともあり、手掛かり材料難のなか小幅プラスでスタート、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念は拭えないものの、下値を売り込む動きもみられず、その後は次第に下値を切り上げる展開となった。後場に入るとプログラム売買が作動して日経平均は一段高となり、取引終了近くに再び買い直されて高値引けとなった。米国で暗礁に乗り上げていた追加経済対策法案について、トランプ米大統領が正式に署名したことが伝わり、法案成立の思惑が後場上げ足を強める背景となった。半導体関連や電子部品株などが高く、全体相場を牽引した。ただ主力銘柄が買いを集めた一方、中小型株は軟調な銘柄が目立った。値下がり銘柄数は1370あまりに達し、東証1部全体の63%を占めた。
日経平均・・・26854.03円 197.42円
TOPIX・・・1788.04円 9.63円
JPX日経400・・・16188.71円 104.12円
日経JASDAQ・・・3676.65円 -5.19円
東証マザーズ・・・1161.87円 -0.25円
米ドル円・・・103.6円 0.2円
ユーロ/円・・・126.45円 0.24円
NYダウ・・・30199.87円 70.04円
NASDAQ・・・12804.73円 33.61円
上海総合・・・3397.28円 0.72円
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