【市況】東京株式(大引け)=714円高、2万7000円を突破し30年ぶり高値
29日の東京株式市場は、前日の米株高を受けて主力株を中心に総じて買い優勢の展開となり、日経平均は700円を超える上昇で30年4カ月ぶりの高値をつけた。
大引けの日経平均株価は前営業日比714円12銭高の2万7568円15銭と大幅続伸。東証1部の売買高概算は10億2087万株、売買代金概算は2兆2042億円。値上がり銘柄数は1814、対して値下がり銘柄数は316、変わらずは46銘柄だった。
きょうの東京市場はリスクオンの流れが加速する展開となった。前日の米国株市場では追加経済対策が成立に至ったことを好感する買いが流入し、NYダウをはじめ主要株3指数が揃って過去最高値を更新。この流れを引き継ぐ形で東京市場でも半導体関連や電子部品などハイテクセクターのほか、機械、海運、空運、化学など景気敏感株が買われ、日経平均は寄り後早々にフシ目となっていた2万7000円大台に乗せた。その後も上昇基調を続け前引け時点で上げ幅は400円を超えた。後場は更に上げ足を強め日経平均は引け際に2万7600円台まで水準を切り上げる場面があった。先物を絡めたインデックス買いが全体指数を押し上げ、空売り筋の買い戻しも上げ足を助長する格好に。ただ、市場エネルギーは盛り上がらず、全体売買代金は2兆2000億円台にとどまっている。
【市況】日経平均は大幅続伸、上げ幅700円超で30年ぶり高値/相場概況
日経平均は大幅続伸。28日の米株式市場でNYダウは204ドル高と3日続伸し、主要株価指数が揃って過去最高値を更新した。追加経済対策・歳出法案がトランプ大統領の署名により27日に成立したことが好感され、新型コロナウイルスワクチンへの根強い期待も相場を押し上げた。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで82円高からスタートすると、寄り付き直後には27000円台を回復。その後も先物主導で上げ幅を広げる展開が続き、引けにかけて27602.52円(前日比748.49円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比714.12円高の27568.15円となった。終値としては1990年8月以来の高値水準となる。東証1部の売買高は10億2087万株、売買代金は2兆2042億円だった。業種別では、空運業、サービス業、陸運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。鉱業とゴム製品の2業種のみ下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の83%、対して値下がり銘柄は14%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、米株高を受け2万7000円を突破 (12月29日)
1.日経平均は大幅続伸、700円を超える上昇で30年ぶり高値
2.前日の米株市場は主要指数が揃って最高値でリスクオンムード
3.米追加経済対策の成立好感、寄り直後に2万7000円を突破
4.後場は先物を絡め一段と上げ足を加速、空売りの買い戻し誘発
5.Fリテが4000円近い上昇、先物主導インデックス買い反映
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前営業日比204ドル高と3日続伸した。トランプ米大統領の署名により米追加経済対策が成立したことが好感され、過去最高値を更新した。
東京市場では、前日の米株高を受けて主力株を中心に総じて買い優勢の展開となり、日経平均株価は700円を超える上昇で30年4ヵ月ぶりの高値をつけた。
29日の東京市場は、リスクオンの流れが加速する展開となった。前日の米国株市場では追加経済対策が成立に至ったことを好感する買いが流入し、NYダウをはじめ主要株3指数が揃って過去最高値を更新。この流れを引き継ぐ形で東京市場でも半導体関連や電子部品などハイテクセクターのほか、機械、海運、空運、化学など景気敏感株が買われ、日経平均は寄り後早々にフシ目となっていた2万7000円大台に乗せた。その後も上昇基調を続け前引け時点で上げ幅は400円を超えた。後場は更に上げ足を強め日経平均は引け際に2万7600円台まで水準を切り上げる場面があった。先物を絡めたインデックス買いが全体指数を押し上げ、空売り筋の買い戻しも上げ足を助長する格好に。ただ、市場エネルギーは盛り上がらず、東証1部の体売買代金は2兆2000億円台にとどまっている。
日経平均・・・27568.15円 714.12円
TOPIX・・・1819.18円 31.14円
JPX日経400・・・16475.26円 286.55円
日経JASDAQ・・・3702.92円 26.27円
東証マザーズ・・・1192.1円 30.23円
米ドル円・・・103.62円 0.16円
ユーロ/円・・・127円 0.46円
NYダウ・・・30403.97円 204.1円
NASDAQ・・・12899.42円 94.68円
上海総合・・・3379.03円 -18.24円
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