【市況】東京株式(大引け)=11円安と3日ぶり小反落、薄商いで膠着相場に
25日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに小反落。クリスマスで市場参加者が限られ薄商い状態となるなか、日経平均株価も小動きに終始する膠着相場が続いた。
大引けの日経平均株価は前日比11円74銭安の2万6656円61銭。東証1部の売買高概算は6億9480万株。売買代金概算は1兆2547億2300万円と超閑散状態だった。値上がり銘柄数は1312と全体の約60%、値下がり銘柄数は764、変わらずは112銘柄だった。
24日の米株式市場では、NYダウが70ドル高と続伸。英国と欧州連合(EU)が新たな自由貿易協定(FTA)の交渉で合意したことが好感され、これを受けた東京市場も買い先行でスタートした。ただ、クリスマスで多くの海外投資家が休暇を取っているほか、年末が迫る週末ということもあり出来高は低迷。日経平均株価は前日終値を挟んでの一進一退が続き、1日の値幅は80円弱にとどまった。海運や建設、不動産などの景気敏感株が堅調だった。
【市況】日経平均は3日ぶり小幅反落、売買1年ぶり低水準で小動き/相場概況
日経平均は3日ぶり小幅反落。短縮取引だった24日の米国市場でNYダウは続伸し、70ドル高となった。新型コロナウイルスワクチンの確保が進んでいることや、英国と欧州連合(EU)が貿易協定で合意に至ったことが安心感につながった。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで39円高からスタート。ただ、米経済対策を巡る不透明感や新型コロナ変異種への警戒感が重しとなったうえ、クリスマス休暇で海外投資家の取引参加も減り、寄り付き後は前日終値を挟んだ小動きに終始した。日中の上下の値幅は78円ほどだった。
大引けの日経平均は前日比11.74円安の26656.61円となった。東証1部の売買高は6億9480万株、売買代金は1兆2547億円と昨年12月25日以来1年ぶりの低水準。業種別では、情報・通信業、医薬品、サービス業が下落率上位だった。一方、海運業、パルプ・紙、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の35%、対して値上がり銘柄は60%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、市場参加者少なく方向感に乏しい展開 (12月25日)
1.日経平均は前日比11円安と3日ぶり反落、1日の値幅は80円弱の膠着相場
2.24日のNYダウは70ドル高と続伸、英・EU交渉の合意が好感される
3.クリスマスで市場参加者は少なく売買代金は1兆2000億円台と超閑散状態
4.レノバやエヌピーシー、ウエストHDなど環境関連銘柄への物色機運は継続
5.直近IPO銘柄のウェルスナビやバルミューダ、いつもは利益確定売りで下落
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比70ドル高と続伸した。英国と欧州連合(EU)が新たな自由貿易協定(FTA)などで最終合意に至ったことが好感された。
東京市場では、日経平均株価は3日ぶりに小反落。クリスマスで市場参加者が限られ薄商い状態となるなか、日経平均も小動きに終始する膠着相場が続いた。
24日の米株式市場では、NYダウが続伸。英国と欧州連合(EU)が新たな自由貿易協定(FTA)の交渉で合意したことが好感され、これを受けた東京市場も買い先行でスタートした。ただ、クリスマスで多くの海外投資家が休暇を取っているほか、年末が迫る週末ということもあり出来高は低迷。日経平均は前日終値を挟んでの一進一退が続き、1日の値幅は80円弱にとどまった。海運や建設、不動産などの景気敏感株が堅調だった。
日経平均・・・26656.61円 -11.74円
TOPIX・・・1778.41円 4.14円
JPX日経400・・・16084.59円 31.5円
日経JASDAQ・・・3681.84円 10.37円
東証マザーズ・・・1162.12円 -5.37円
米ドル円・・・103.43円 -0.13円
ユーロ/円・・・126.16円 -0.24円
NYダウ・・・30199.87円 70.04円
NASDAQ・・・12771.11円 -36.8円
上海総合・・・3396.56円 33.44円
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