【市況】東京株式(大引け)=143円高と続伸、薄商いで買い一巡後は一進一退
24日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。商いは低調で買い一巡後は一進一退となった。
大引けの日経平均株価は前日比143円56銭高の2万6668円35銭。東証1部の売買高概算は8億7840万株。売買代金概算は1兆6122億6300万円となった。値上がり銘柄数は1468と全体の約67%、値下がり銘柄数は615、変わらずは104銘柄だった。
23日の米株式市場では、NYダウが114ドル高と反発。新型コロナワクチンに対する期待が膨らんだ。また、英国と欧州連合(EU)の通商交渉が大枠で合意したと報じられたことも好感された。これを受けた東京市場は買い先行の展開となり一時200円を超える上昇となった。ただ、きょうはクリスマスの前日で米国は株式・債券市場が短縮取引となることもあり、市場参加者は限定的。売買代金が細るなか、買い一巡後は方向感に欠ける展開となった。鉄鋼、非鉄、空運といった景気敏感株が堅調だった。
【市況】日経平均は続伸、米株高引き継ぐも売買低調で伸び悩み/相場概況
日経平均は続伸。23日の米国市場でNYダウは反発し、114ドル高となった。トランプ大統領が追加経済対策で拒否権を発動する構えを見せて伸び悩んだが、ファイザーによる新型コロナウイルスワクチンの追加供給や、英国と欧州連合(EU)の貿易交渉での合意に対する期待が相場を支えた。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで110円高からスタートすると、朝方には一時26764.53円(前日比239.74円高)まで上昇。ただ、クリスマス休暇で海外投資家の売買が減るなか、買い一巡後は26600円台でもみ合う展開となった。
大引けの日経平均は前日比143.56円高の26668.35円となった。東証1部の売買高は8億7840万株、売買代金は1兆6122億円と10月26日以来およそ2カ月ぶりの低水準だった。業種別では、鉱業、鉄鋼、非鉄金属が上昇率上位で、その他も全般堅調。情報・通信業と証券の2業種のみ下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の67%、対して値下がり銘柄は28%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、薄商いのなか景気敏感株が買われる (12月24日)
1.日経平均は前日比143円高と続伸、鉄鋼、非鉄など景気敏感株が高い
2.23日のNYダウは114ドル高と反発、新型コロナワクチンへの期待で
3.クリスマスの前日で参加者は減少し売買代金は1兆6000億円台と低調
4.レノバやイーレックス、エフオンなど環境関連銘柄に物色機運膨らむ
5.ウェルスナビやいつも、Kaizenなど直近IPO銘柄への人気は継続
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比114ドル高と反発した。ファイザーのワクチン追加供給が好感され景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は続伸。商いは低調で買い一巡後は一進一退となった。
23日の米株式市場では、NYダウが反発。新型コロナワクチンに対する期待が膨らんだ。また、英国と欧州連合(EU)の通商交渉が大枠で合意したと報じられたことも好感された。これを受けた東京市場は買い先行の展開となり一時200円を超える上昇となった。ただ、きょうはクリスマスの前日で米国は株式・債券市場が短縮取引となることもあり、市場参加者は限定的。売買代金が細るなか、買い一巡後は方向感に欠ける展開となった。鉄鋼、非鉄、空運といった景気敏感株が堅調だった。
日経平均・・・26668.35円 143.56円
TOPIX・・・1774.27円 9.06円
JPX日経400・・・16053.09円 83.68円
日経JASDAQ・・・3671.47円 12.78円
東証マザーズ・・・1167.49円 14.71円
米ドル円・・・103.65円 0.3円
ユーロ/円・・・126.42円 0.36円
NYダウ・・・30129.83円 114.32円
NASDAQ・・・12771.11円 -36.8円
上海総合・・・3363.11円 -19.2円
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