【市況】東京株式(大引け)=22円安、様子見ムードのなか薄商いで小幅反落
週明け26日の東京株式市場は売り買いともに様子見ムードが強まり、日経平均は朝方高い場面もあったがその後はすぐに値を消す展開となった。
大引けの日経平均株価は前営業日比22円25銭安の2万3494円34銭と小幅反落。東証1部の売買高概算は8億839万株、売買代金概算は1兆5929億6000万円。値上がり銘柄数は815、対して値下がり銘柄数は1245、変わらずは118銘柄だった。
きょうの東京市場は売り買いともに手控えられ、日経平均は前日終値を挟んで狭いレンジでもみ合った。前週末の米国株市場では追加経済対策を巡る先行き不透明感を背景に方向性が定まらず、NYダウが小幅安ながらナスダック総合指数は高くなるなどまちまちの動き。大統領選を来週に控えていることや、欧州を中心に新型コロナウイルス感染が再拡大していることで積極的な買いポジションは取りにくく、それは東京市場も同様。前引け時点では値上がりと値下がり銘柄数が拮抗していたが、後場に入ると手仕舞い売りが出て値を下げるものが目立った。業種別では非鉄や電機セクターが高い一方、金融や情報通信セクターに売りが出た。閑散商状が極まっており、売買代金は1兆6000億円台をわずかながら割り込み、8月24日以来約2カ月ぶりの低水準だった。
【市況】日経平均は小幅反落、売買低調で後場こう着/相場概況
日経平均は小幅反落。23日の米国市場でNYダウは反落し、28ドル安となった。ムニューシン財務長官が追加経済対策を巡る交渉について「依然著しい相違が残る」と述べ、早期合意への期待が後退した。ただ、主力ハイテク株の一角が買われ、ナスダック総合指数は0.4%の上昇。米国株が高安まちまちとなるなか、週明けの日経平均は4円高からスタートすると一進一退の展開となった。朝方に23572.60円(前週末比56.01円高)まで上昇する場面もあったが、後場に入ると小安い水準でこう着感を強めた。
大引けの日経平均は前週末比22.25円安の23494.34円となった。東証1部の売買高は8億0839万株、売買代金は1兆5929億円と8月24日以来の低水準だった。業種別では、サービス業、証券、その他金融業が下落率上位だった。一方、非鉄金属、電気機器、鉱業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の57%、対して値上がり銘柄は37%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 小反落、決算発表本番を前に様子見ムード強まる (10月26日)
1.日経平均は小幅反落、薄商いで方向感なくもみ合う展開に
2.米大統領選や国内企業の決算発表本番を前にして様子見ムード
3.欧州で新型コロナ感染が再拡大していることも買い手控え材料
4.非鉄や電機株が買われ、金融や情報通信セクターに売り目立つ
5.売買代金は1兆6000億円台を割り込み約2ヵ月ぶり低水準
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比28ドル安と小幅に反落した。インテルの決算が不調だったことが嫌気されたほか、追加経済対策への不透明感が強まったことも上値を抑える要因となった。
週明けの東京市場では、売り買いともに様子見ムードが強まり、日経平均株価は朝方高い場面もあったがその後はすぐに値を消す展開となった。
26日の東京市場は売り買いともに手控えられ、日経平均は前日終値を挟んで狭いレンジでもみ合った。前週末の米国株市場では追加経済対策を巡る先行き不透明感を背景に方向性が定まらず、NYダウが小幅安ながらナスダック総合指数は高くなるなどまちまちの動き。大統領選を来週に控えていることや、欧州を中心に新型コロナウイルス感染が再拡大していることで積極的な買いポジションは取りにくく、それは東京市場も同様。前引け時点では値上がりと値下がり銘柄数が拮抗していたが、後場に入ると手仕舞い売りが出て値を下げるものが目立った。業種別では非鉄や電機セクターが高い一方、金融や情報通信セクターに売りが出た。閑散商状が極まっており、東証1部の売買代金は1兆6000億円台をわずかながら割り込み、8月24日以来約3ヵ月ぶりの低水準だった。
日経平均・・・23494.34円 -22.25円
TOPIX・・・1618.98円 -6.34円
JPX日経400・・・14568.46円 -61.3円
日経JASDAQ・・・3595.63円 -22.16円
東証マザーズ・・・1199.55円 -48.16円
米ドル円・・・104.89円 0.21円
ユーロ/円・・・124.02円 0.2円
NYダウ・・・28335.57円 -28.09円
NASDAQ・・・11548.28円 42.27円
上海総合・・・3251.11円 -26.87円
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