【市況】東京株式(大引け)=39円高と小反発、買い一巡後は上昇幅縮小
21日の東京株式市場で日経平均株価は小反発。米株式市場の上昇で一時2万3000円台を回復したが、上値は重く買い一巡後は上昇幅を縮小した。
大引けの日経平均株価は前日比39円68銭高の2万2920円30銭。東証1部の売買高概算は9億1028万株。売買代金概算は1兆6777億900万円だった。値上がり銘柄数は1330と全体の約61%、値下がり銘柄数は718、変わらずは124銘柄だった。
20日の米株式市場は、NYダウが前日比46ドル高の2万7739ドルと4日ぶりに反発した。主力ハイテク株が高く、ナスダック指数は最高値を更新した。これを受けた東京市場も買い先行でスタート。一時、250円を超す上昇で2万3000円台を回復した。しかし、為替は円高基調にあるほか、週末でもあり買い一巡後は利益確定売りが優勢の展開に。結局、後場にかけ上昇幅は縮小し2万3000円を割り込んで取引を終えた。売買代金は連日の2兆円割れと薄商い状態が続いた。小型株人気が続き、東証マザーズ指数は反発し2年2カ月ぶり高値圏に上昇している。
【市況】日経平均は小幅反発、米株高引き継ぐも伸び悩み/相場概況
日経平均は小幅反発。20日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反発し、46ドル高となった。軟調な経済指標が嫌気されて売りが先行したものの、ハイテク株に幅広く買いが入り上昇へ転じた。ナスダック総合指数は2日ぶりに過去最高値を更新。本日の日経平均は米株高を好感して142円高からスタートすると、朝方には23135.43円(前日比254.81円高)まで上昇する場面があった。ただ、週末とあって一段の上値追いの動きは乏しく、為替相場の円高進行や米中対立への懸念も重しとなって伸び悩んだ。
大引けの日経平均は前日比39.68円高の22920.30円となった。東証1部の売買高は9億1028万株、売買代金は1兆6777億円だった。業種別では、その他製品、空運業、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、石油・石炭製品、海運業、銀行業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は33%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 小反発、買い先行も円高基調を警戒し上昇幅を縮小 (8月21日)
1.日経平均は前日比39円高と小反発、上値は重く買い一巡後は上昇幅を縮小
2.20日のNYダウは3日ぶりに反発、ハイテク株が高くナスダックは新高値
3.売買代金は連日の2兆円割れと薄商い、為替の円高基調も警戒要因
4.中小型株人気で東証マザーズ指数は反発し2年2ヵ月ぶり高値圏に上昇
5.エムスリーやメドピアなど医療・ヘルスケア関連株の一角が買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比46ドル高と4日ぶりに反発した。新規失業保険申請件数は増加するなど経済指標はさえなかったが、ハイテク株中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は小反発。米株式市場の上昇で一時2万3000円台を回復したが、上値は重く買い一巡後は上昇幅を縮小した。
20日の米株式市場は、NYダウが4日ぶりに反発した。主力ハイテク株が高く、ナスダック指数は最高値を更新した。これを受けた東京市場も買い先行でスタート。一時、250円を超す上昇で2万3000円台を回復した。しかし、為替は円高基調にあるほか、週末でもあり買い一巡後は利益確定売りが優勢の展開に。結局、後場にかけ上昇幅は縮小し2万3000円を割り込んで取引を終えた。東証1部の売買代金は連日の2兆円割れと薄商い状態が続いた。小型株人気が続き、東証マザーズ指数は反発し2年2ヵ月ぶり高値圏に上昇している。
日経平均・・・22920.3円 39.68円
TOPIX・・・1604.06円 4.86円
JPX日経400・・・14473.51円 46.32円
日経JASDAQ・・・3491.56円 20.01円
東証マザーズ・・・1134.46円 26.36円
米ドル円・・・105.66円 -0.36円
ユーロ/円・・・124.63円 -1.03円
NYダウ・・・27739.73円 46.85円
NASDAQ・・・11264.95円 118.49円
上海総合・・・3380.68円 16.78円
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