【市況】東京株式(大引け)=58円安と3日続落、薄商いのなか後場値を消す
28日の東京株式市場で日経平均株価は小幅安。前場には一時120円を超える上昇となる場面があったが、市場参加者は限定的で薄商いのなか後場に入り値を消した。
大引けの日経平均株価は前日比58円47銭安の2万2657円38銭。東証1部の売買高概算は10億8836万株。売買代金概算は1兆9878億9100万円となった。値上がり銘柄数は557と全体の約25%、値下がり銘柄数は1534、変わらずは81銘柄だった。
27日の米株式市場では、NYダウが前日比114ドル高と3日ぶりに反発。新型コロナウイルスに対するワクチン開発への期待などが相場を押し上げた。これを受けた東京市場も朝方は小幅高で始まり、午前10時過ぎに2万2800円台を超える水準に上昇した。ただ、後場に入ると新型コロナ感染者が増加していることも警戒され、売りが先行し小幅安で取引を終えた。
【市況】日経平均は3日続落、米株高引き継ぐも決算前に失速/相場概況
日経平均は3日続落。27日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反発し、114ドル高となった。新型コロナウイルスのワクチン開発進展や政府の追加経済対策への期待が高まったほか、決算発表を控えハイテク株に買いが広がった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで19円高からスタートすると、前場中ごろには一時22842.19円(前日比126.34円高)まで上昇。しかし、主要企業の決算発表を前に積極的な買いは手控えられ、後場に入ると「東京都の28日の新型コロナ新規感染者数は270人程度」とも伝わってマイナスへ転じた。
大引けの日経平均は前日比58.47円安の22657.38円となった。東証1部の売買高は10億8836万株、売買代金は1兆9878億円だった。業種別では、空運業、電気・ガス業、不動産業が下落率上位だった。一方、医薬品、精密機器、情報・通信業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の71%、対して値上がり銘柄は26%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日続落、薄商いのなか後場下げに転じる (7月28日)
1.日経平均は前日比58円安と3日続落、後場に入り下げに転じる
2.27日のNYダウは114ドル高と反発、新型コロナのワクチン開発に期待
3.市場参加者は限定的で出来高は10億株、売買代金は2兆円割れと薄商い状態
4.ソニーや東エレク、レーザーテク、SUMCOなど一部ハイテク株が堅調
5.今期連結最終損益は3600億円の赤字見通しを発表した三菱自が急落
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比114ドル高と3日ぶりに反発した。米共和党が1兆ドル規模の追加経済対策を実施する方針と伝わったことを受けて、景気敏感株の一角が買われ指数を押し上げた。
東京市場では、日経平均株価は小幅安。前場には一時120円を超える上昇となる場面があったが、市場参加者は限定的で薄商いのなか後場に入り値を消した。
27日の米株式市場では、NYダウが前日比114ドル高と3日ぶりに反発。新型コロナウイルスに対するワクチン開発への期待などが相場を押し上げた。これを受けた東京市場も朝方は小幅高で始まり、午前10時過ぎに2万2800円台を超える水準に上昇した。ただ、後場に入ると新型コロナ感染者が増加していることも警戒され、売りが先行し小幅安で取引を終えた。市場参加者は限定的で東証1部の売買代金は2兆円割れと薄商い状態。
日経平均・・・22657.38円 -58.47円
TOPIX・・・1569.12円 -7.57円
JPX日経400・・・14143.12円 -67.17円
日経JASDAQ・・・3455.69円 -1.21円
東証マザーズ・・・983.72円 -10.73円
米ドル円・・・105.22円 -0.34円
ユーロ/円・・・123.47円 0.02円
NYダウ・・・26584.77円 114.88円
NASDAQ・・・10536.26円 173.09円
上海総合・・・3227.96円 22.73円
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