【市況】東京株式(大引け)=166円高、米ナスダック最高値受け上値指向続く
21日の東京株式市場は続伸、前日の米株高などを受け上値指向が続いた。ただ、日経平均2万3000円近辺では戻り売り圧力も強く、上値は重かった。
大引けの日経平均株価は前営業日比166円74銭高の2万2884円22銭と続伸。東証1部の売買高概算は11億5171万株、売買代金概算は2兆1142億3000万円。値上がり銘柄数は1402、対して値下がり銘柄数は676、変わらずは94銘柄だった。
きょうの東京市場は前日の米国株市場で主要株指数が揃って高く、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が最高値に買われたことなどを受けて半導体関連や電子部品株などを中心に買い優勢の展開となった。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される一方、米国などで新型コロナワクチン開発への期待感が強まっており、これが全体相場を支えた。EU首脳会議が復興資金で合意したとの報道もリスクを取る動きにつながった。ただ、4連休を前に買いが手控えられ、来週から本格化する企業の決算発表を見極めたいとの思惑もあり、上値は伸びなかった。日経平均は引け際に大口売りが出て上げ幅を縮小し2万2800円台で引けた。売買代金も盛り上がりを欠いたが2兆円台に乗せた。
【市況】日経平均は続伸、米ハイテク株高を好感/相場概況
日経平均は続伸。20日の米国市場ではNYダウが8ドル高と小幅な反発にとどまる一方、ネット通販のアマゾン・ドット・コムといった主要ハイテク株が急反発し、ナスダック総合指数は過去最高値を更新した。取引終了後に発表されたIBMの決算が市場予想を上回ったこともあり、本日の日経平均は71円高からスタートすると上げ幅を拡大。朝方の買い一巡後は日本電産<6594>などの決算内容を見極めたいとの思惑もあって高値もち合いとなったが、引けにかけて22925.58円(前日比208.10円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比166.74円高の22884.22円となった。東証1部の売買高は11億5171万株、売買代金は2兆1142億円だった。業種別では、サービス業、医薬品、電気機器が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、電気・ガス業、建設業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の65%、対して値下がり銘柄は31%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米ナスダック最高値を受け一時2万2900円台 (7月21日)
1.日経平均は続伸、前日の米株高を受け一時2万2900円台に
2.米ナスダック指数が大幅高で最高値、半導体関連などがこれに追随
3.新型コロナウイルスのワクチン開発に対する期待感が株価を支える
4.EU首脳会議が復興資金で合意したとの報道などもポジティブ材料
5.4連休前で企業の決算発表本格化を来週に控え、上値も重い展開に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比8ドル高と3日ぶりに小反発した。新型コロナウイルスに対するワクチン開発への期待が高まったほか、マイクロソフトなどのハイテク株が上昇した。
東京市場では日経平均株価は続伸、前日の米株高などを受け上値指向が続いた。ただ、2万3000円近辺では戻り売り圧力も強く、上値は重かった。
21日の東京市場は、前日の米国株市場で主要株指数が揃って高く、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が最高値に買われたことなどを受けて半導体関連や電子部品株などを中心に買い優勢の展開となった。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される一方、米国などで新型コロナワクチン開発への期待感が強まっており、これが全体相場を支えた。EU首脳会議が復興資金で合意したとの報道もリスクを取る動きにつながった。ただ、4連休を前に買いが手控えられ、来週から本格化する企業の決算発表を見極めたいとの思惑もあり、上値は伸びなかった。日経平均は引け際に大口売りが出て上げ幅を縮小し2万2800円台で引けた。売買代金も盛り上がりを欠いたが2兆円台に乗せた。
日経平均・・・22884.22円 166.74円
TOPIX・・・1582.74円 5.71円
JPX日経400・・・14266.19円 48.49円
日経JASDAQ・・・3442.33円 19.02円
東証マザーズ・・・1014.91円 27.13円
米ドル円・・・107.23円 0.07円
ユーロ/円・・・122.82円 0.07円
NYダウ・・・26680.87円 8.92円
NASDAQ・・・10767.09円 263.9円
上海総合・・・3320.89円 6.74円
0コメント