【市況】東京株式(大引け)=12円安、戻り売りに反落も終盤下げ渋る
28日の東京株式市場は前日の急騰の反動で利益確定売りに押される展開となったが、後場後半に持ち直し結局小幅安で引けた。
大引けの日経平均株価は前営業日比12円03銭安の1万9771円19銭と小幅反落。東証1部の売買高概算は12億3355万株、売買代金概算は2兆1141億3000万円。値上がり銘柄数は1330、対して値下がり銘柄数は757、変わらずは83銘柄だった。
きょうの東京市場は商いが盛り上がらず方向感に欠ける動きで、いったんは戻り売りで下値を試す展開となったが終盤は買い戻された。日経平均は小反落だが、TOPIXはプラス圏で着地した。前日の米国株市場ではNYダウが4連騰と戻り足を強めていたが、日経平均は前日に500円を超える上昇をみせていたこともあって、目先筋の戻り売りが優勢となった。大型連休を控えていることや日本時間30日未明に結果が判明するFOMCなどを前に持ち高を軽くする動きなどが上値を重くした。日経平均は一時140円以上下げる場面があったが、後場は日銀のETF買いなどの観測も出るなか、下値を拾う動きが出て持ち直した。値上がり銘柄数も前場は値下がり銘柄数が1400近くあったが、後場は入れ替わり値上がり銘柄数が1300を超え、全体の6割を占めた。
【市況】日経平均は小幅反落、海外株につれ安も後場下げ渋り/相場概況
日経平均は小幅反落。27日の米国市場でNYダウは4日続伸し、358ドル高となった。欧米の一部で経済活動が再開されたことを好感し、主要中銀の金融緩和姿勢も相場を押し上げた。ただ、日経平均もこれを先取りし前日に500円超上昇しており、本日はやや利益確定売り優勢で7円安からスタート。前場はNYダウ先物の時間外取引での下落や中国・上海総合指数の朝方の急落を受けて19638.48円(前日比144.74円安)まで下落する場面があったが、後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い観測を支えに下げ渋った。
大引けの日経平均は前日比12.03円安の19771.19円となった。東証1部の売買高は12億3355万株、売買代金は2兆1141億円だった。業種別では、鉄鋼、鉱業、化学が下落率上位だった。一方、ゴム製品、空運業、サービス業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の35%、対して値上がり銘柄は61%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 小反落、大型連休を控え上値の重い展開 (4月28日)
1.日経平均は小幅反落、前日の急騰の反動で上値重い展開
2.米株市場ではNYダウ4連騰も、日本は大型連休前で模様眺め
3.FOMC結果待ちながら、後場は日銀のETF買い観測で持ち直す
4.後場は値上がり銘柄数が6割を占め、TOPIXはプラス圏で着地
5.決算絡みではイビデンが大商いで急騰、ルネサスも物色人気に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比358ドル高と4日続伸した。一部の州が外出禁止を緩和し始めていることなど経済活動再開への期待を背景に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の急騰の反動で日経平均株価は利益確定売りに押される展開となったが、後場後半に持ち直し結局小幅安で引けた。
28日の東京市場は、商いが盛り上がらず方向感に欠ける動きで、いったんは戻り売りで下値を試す展開となったが終盤は買い戻された。日経平均は小反落だが、TOPIXはプラス圏で着地した。前日の米国株市場ではNYダウが4連騰と戻り足を強めていたが、日経平均は前日に500円を超える上昇をみせていたこともあって、目先筋の戻り売りが優勢となった。大型連休を控えていることや日本時間30日未明に結果が判明するFOMCなどを前に持ち高を軽くする動きなどが上値を重くした。日経平均は一時140円以上下げる場面があったが、後場は日銀のETF買いなどの観測も出るなか、下値を拾う動きが出て持ち直した。東証1部の値上がり銘柄数も前場は値下がり銘柄数が1400近くあったが、後場は入れ替わり値上がり銘柄数が1300を超え、全体の6割を占めた。
日経平均・・・19771.19円 -12.03円
TOPIX・・・1449.15円 1.9円
JPX日経400・・・12981.65円 2.93円
日経JASDAQ・・・3139.23円 19.1円
東証マザーズ・・・774.2円 14.06円
米ドル円・・・106.68円 -0.54円
ユーロ/円・・・116.02円 -0.22円
NYダウ・・・24133.78円 358.51円
NASDAQ・・・8730.16円 95.64円
上海総合・・・2810.02円 -5.47円
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