【市況】東京株式(大引け)=477円安、4カ月半ぶりに2万2000円台割れ
27日の東京株式市場は日経平均が続急落、終値で2万2000円台を割り込んだ。リスク回避ムードが強く、値ごろ感からの押し目買いも機能しなかった。
大引けの日経平均株価は前営業日比477円96銭安の2万1948円23銭と大幅安で4日続落。東証1部の売買高概算は18億1141万株、売買代金概算は3兆1651億1000万円。値上がり銘柄数は77、対して値下がり銘柄数は2059、変わらずは21銘柄だった。
きょうの東京市場は、新型肺炎の感染拡大に対する懸念からリスク回避ムードが一段と高まり、日経平均は続急落となりフシ目として意識されていた2万2000円を約4カ月半ぶりに下回った。前日の米国株市場ではNYダウが一時460ドル強の上昇をみせたものの、その後は新型肺炎に対する警戒感から売り急ぎの展開となり、結局マイナス圏で引けた。この流れを受け、東京市場でも主力株をはじめ広範囲に外国人投資家とみられる買いポジション解消の売りが集中した。アルゴリズムによる先物への売りや、一部個人投資家の追い証が発生したこともあって、日経平均は一時600円近く下げる場面もあった。大引けにかけ買い戻しが入りやや下げ渋ったものの、文字通りの全面安商状で東証1部の値下がり数は2000を上回り全体の95%に達した。
【市況】日経平均は大幅に4日続落、終値ベースで22000円割れ、世界的な新型肺炎感染拡大を嫌気/相場概況
本日の日経平均は大幅に4日続落となった。前日の米国株式市場では、連日の下落を受けた自律反発狙いの買いもみられたが、新型肺炎の世界的な感染拡大を嫌気した売りに押されたことで主要3指数はまちまちであった。この流れから本日の日経平均は売り先行のスタートとなった。アジア株が総じてさえない推移となるなか、海外短期筋による指数先物への断続的な売りが散見された。また、米国での感染者拡大や日本国内でも各種イベントが相次いで中止・延期なったことで、投資家心理の悪化に繋がった。東証1部銘柄が全面安商状となるなか、特に値がさハイテク株が指数を押し下げた。日経平均は、2019年10月11日以来、約4カ月半ぶりとなる22000円割れ(終値ベース)となった。
大引けの日経平均は前日比477.96円安の21948.23円となった。なお、東証1部の売買高は18億1141万株、売買代金は3兆1651億円であった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 4日続落、新型肺炎への警戒で2万2000円割れ (2月27日)
1.日経平均は500円近い下げで2万2000円大台を割り込む
2.新型肺炎の感染拡大に対する警戒感拭えず、リスクオフムード強い
3.米株市場ではNYダウが大幅高後マイナス圏に沈み投資家心理悪化
4.外国人売りが高水準、一部個人投資家の追い証発生で下げ圧力増幅
5.大引けにかけ買い戻されやや下げ渋るも全体の95%の銘柄が下落
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは123ドル安と5日続落した。午前中は一時400ドルを超える上昇となった。ただ、ブラジルで初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されたほか、世界的な感染拡大への懸念が膨らみ売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価が続急落、終値で2万2000円台を割り込んだ。リスク回避ムードが強く、値ごろ感からの押し目買いも機能しなかった。
27日の東京市場は、新型肺炎の感染拡大に対する懸念からリスク回避ムードが一段と高まり、日経平均は続急落となりフシ目として意識されていた2万2000円を約4ヵ月半ぶりに下回った。前日の米国株市場ではNYダウが一時460ドル強の上昇をみせたものの、その後は新型肺炎に対する警戒感から売り急ぎの展開となり、結局マイナス圏で引けた。この流れを受け、東京市場でも主力株をはじめ広範囲に外国人投資家とみられる買いポジション解消の売りが集中した。アルゴリズムによる先物への売りや、一部個人投資家の追い証が発生したこともあって、日経平均は一時600円近く下げる場面もあった。大引けにかけ買い戻しが入りやや下げ渋ったものの、文字通りの全面安商状で東証1部の値下がり数は2000を上回り全体の95%に達した。
日経平均・・・21948.23円 -477.96円
TOPIX・・・1568.06円 -38.11円
JPX日経400・・・14088.22円 -334.93円
日経JASDAQ・・・3491.89円 -102.59円
東証マザーズ・・・747.57円 -33.42円
米ドル円・・・109.97円 -0.5円
ユーロ/円・・・120.34円 0.25円
NYダウ・・・26957.59円 -123.77円
NASDAQ・・・8980.77円 15.16円
上海総合・・・2991.33円 3.4円
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