【市況】東京株式(大引け)=45円安と4日ぶり反落、前日大幅高の反動で売られる
7日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反落。前日に大幅高となった反動もあり、この日は利益確定売りが先行した。
大引けの日経平均株価は前日比45円61銭安の2万3827円98銭。東証1部の売買高概算は12億6463万株。売買代金概算は2兆3996億3900万円と7日連続で2兆円台に乗せた。値上がり銘柄数は678と全体の31%、値下がり銘柄数は1409、変わらずは72銘柄だった。
6日の米株式市場でNYダウが3週間ぶりに最高値を更新した。これを受け、この日の東京株式市場も寄り付きは買い先行で上昇して始まり、日経平均株価は一時70円前後値を上げた。しかし、上値は重く、買い一巡後はマイナスに転じ100円強下落する場面もあった。後場に入ってからは、日経平均株価は小幅安状態での一進一退が続いた。前日に日経平均株価が554円高と急伸した反動で、売りが先行した。依然として新型肺炎の影響が懸念されているほか、今日は500社近い企業の決算発表が計画され、今晩は米1月雇用統計の発表があることも様子見の要因となった。
【市況】日経平均は4日ぶり反落、前日までの大幅高で利益確定/相場概況
日経平均は4日ぶり反落。6日の米国市場でNYダウは88ドル高と4日続伸し、主要株価指数が揃って過去最高値を更新した。中国が米国からの輸入品に対する関税を一部引き下げると発表したことが好感された。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで25円高からスタートすると、朝方には一時23943.45円(前日比69.86円高)まで上昇。しかし、前日までの大幅高を受け利益確定の売りも出て、一転23759.42円(同114.17円安)まで下落するなど方向感に乏しい展開だった。後場に入ると小安い水準でこう着感を強めた。
大引けの日経平均は前日比45.61円安の23827.98円となった。東証1部の売買高は12億6463万株、売買代金は2兆3996億円だった。業種別では、その他製品、繊維製品、空運業が下落率上位だった。一方、情報・通信業、医薬品、不動産業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の65%、対して値上がり銘柄は31%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり反落、前日大幅高の反動で利益確定売り優勢 (2月7日)
1.日経平均は4日ぶりに反落、前日大幅高の反動で売られる
2.6日のNYダウは3週間ぶりに最高値更新も、日経平均の上値は重い
3.依然新型肺炎への懸念は残るほか、米1月雇用統計の発表を前に様子見
4.ソニーや任天堂、トヨタ自動車など主力株は利益確定売りで軟調
5.米著名アクティビストによる株式取得の報道でソフトバンクが急伸
日経平均・・・23827.98円 -45.61円
TOPIX・・・1732.14円 -4.84円
JPX日経400・・・15528.23円 -42.07円
日経JASDAQ・・・3818.82円 -10.3円
東証マザーズ・・・849.89円 -1.12円
米ドル円・・・109.81円 -0.09円
ユーロ/円・・・120.33円 -0.59円
NYダウ・・・29379.77円 88.92円
NASDAQ・・・9572.15円 63.47円
上海総合・・・2875.96円 9.45円
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