【市況】東京株式(大引け)=1085円高と3日続伸、AI人気で5万2000円突破
31日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸。AI・半導体関連株への人気は続き日経平均株価は5万2000円を突破し、連日の最高値に沸いた。
大引けの日経平均株価は前日比1085円73銭高の5万2411円34銭。プライム市場の売買高概算は28億8524万株。売買代金概算は8兆5645億円となった。値上がり銘柄数は971と全体の約60%、値下がり銘柄数は580、変わらずは65銘柄だった。
前日の米株式市場は、NYダウが109ドル安と軟調だったが、取引終了後に発表されたアップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>の決算内容は良好だった。これを受け、米ナスダック100指数の先物が上昇したほか、為替の円安が進行したことも好感され、日経平均株価は値を上げてスタート。AI・半導体関連などハイテク株を中心に買いが集まり、上昇幅は1000円を超え5万2000円を突破した。週末・月末に加え3連休を控え、上値では利益確定や持ち高調整の売りも出やすく、日経平均株価は前引けにかけ一時、伸び悩んだ。しかし、後場に入ってから再び買い人気が強まった。結局、日経平均株価は5万2400円台まで値を上げ、3日連続で最高値を更新した。
【市況】日経平均は大幅続伸、5万2000円台まで上げ幅広げて高値引け/相場概況
前日30日の米国株式市場は下落。エヌビディア(NVDA)やメタ・プラットフォームズ(META)の下落が重しとなった。ダウは対中通商協議の進展が好感され一時上昇したものの政府機関閉鎖の長期化による経済への影響を懸念した売りにおされ失速し上げを消した。ナスダックは金利高も嫌気され、終日軟調に推移した。前日の米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は3日続伸して取引を開始。朝方に52400円手前まで上げ幅を広げた後は、やや失速した。ただ、その後も買い優勢の展開が続いて後場から再度じりじりと上げ幅を広げると、高値引けで終了した。日銀が追加利上げに慎重との見方が広がり円安ドル高が進行するなか、国内外企業の好決算を支えとする買いも続いた。今週は日米首脳会談や日銀金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを控えていたが、波乱なく通過したことも投資家心理にポジティブに働いた。また、本日は東証株価指数(TOPIX)も最高値を更新した。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、ハイテク株が買われ5万2000円を突破 (10月31日)
1.日経平均は1085円高と3日続伸、連日の最高値更新に
2.米国で発表されたアップルやアマゾンの好決算も追い風
3.日経平均は5万2400円台に上昇、AI・半導体関連が強い
4.アドテストやSBG、東エレク、イビデンなどが買われる
5.今期業績予想の上方修正を発表した日立が人気化し最高値
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比109ドル安と続落した。四半期決算を発表したマイクロソフト<MSFT>なとハイテク株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は大幅に3日続伸。AI・半導体関連株への人気は続き日経平均は5万2000円を突破し、連日の最高値に沸いた。
前日の米株式市場は、NYダウが軟調だったが、取引終了後に発表されたアップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>の決算内容は良好だった。これを受け、米ナスダック100指数の先物が上昇したほか、為替の円安が進行したことも好感され、日経平均は値を上げてスタート。AI・半導体関連などハイテク株を中心に買いが集まり、上昇幅は1000円を超え5万2000円を突破した。週末・月末に加え3連休を控え、上値では利益確定や持ち高調整の売りも出やすく、日経平均は前引けにかけ一時、伸び悩んだ。しかし、後場に入ってから再び買い人気が強まった。結局、日経平均株価は5万2400円台まで値を上げ、3日連続で最高値を更新した。
日経平均 ・・・ 52,411.34円 1085.73円
TOPIX ・・・ 3,331.83円 31.04円
JPX日経400 ・・・ 30,114.34円 295.77円
グロース250 ・・・ 714.64円 7.18円
東証REIT指数 ・・・ 1,962.44円 -4.13円
米ドル円 ・・・ 154.15円 0.06円
ユーロ/円 ・・・ 178.21円 -0.04円
NYダウ ・・・ 47,522.12円 -109.88円
NASDAQ ・・・ 23,581.14円 -377.33円
上海総合 ・・・ 3,954.79円 -32.11円
【出展:株探 Kabutan by MINKABU】
0コメント