【市況】東京株式(大引け)=300円高と4日ぶり反発、半導体やゲーム関連株など高い
4日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発。米株高を受け半導体関連が買われたほか、防衛やゲーム関連株などが上昇した。
大引けの日経平均株価は前日比300円64銭高の3万7747円45銭。プライム市場の売買高概算は16億2762万株。売買代金概算は4兆854億円となった。値上がり銘柄数は1018と全体の約62%、値下がり銘柄数は536、変わらずは76銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが214ドル高と4日続伸。半導体大手のエヌビディア<NVDA>などハイテク株を中心に値を上げた。この流れを受け、東京市場も日経平均株価は反発して始まり、朝方には一時400円を超える上昇となった。為替は1ドル=144円台前半まで円安が進行したことも好感された。半導体などハイテク株や防衛関連株、それにゲーム・知的財産(IP)関連株などが値を上げた。ただ、後場に入ってからは3万7800円前後での一進一退が続いた。今週末に米雇用統計の発表が予定され今晩は米5月ADP雇用統計などが公表されるほか、米中首脳会談も近く実施されるとみられており買い一巡後は様子見姿勢が強まった。
【市況】日経平均は反発、買い一巡後は横ばい推移/相場概況
前日3日の米国株式市場は続伸。取引開始前に伝わったOECD(経済協力開発機構)による世界やアメリカの成長率見通しの引き下げが重しとなったが、関税交渉を巡って週内にも米中首脳による直接対話が予定される中、協議の進展期待が相場を下支えした。その後ダウ、ナスダックは揃ってプラス圏で堅調に推移、ナスダックは引き続きエヌビディア(NVDA)など半導体株がけん引した。堅調に推移した米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。朝方に高値を付けた後は上値の重い展開となったが、上げ幅を縮小する動きも乏しく横ばいで推移した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇が東京市場で半導体関連株の支援要因となったほか、外為市場で円安・ドル高に振れたことも輸出株などの下支えとなった。また、日経平均は前日までの3営業日で1000円近く下落しており、自律反発狙いの買いが続いた。ただ、トランプ米政権の通商政策に対する不透明感が引き続き意識されるなか、積極的に上値を追う動きは乏しかった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 4日ぶり反発、米株高で半導体関連などが買われる (6月4日)
1.日経平均は300円高と4日ぶり反発、後場は一進一退に
2.前日のNYダウは214ドル高、エヌビディアなど上昇する
3.円安も追い風で半導体や防衛、ゲーム関連株など買われる
4.アドテストやディスコ、三菱重や任天堂などに買いが集まる
5.豊田織は前日発表されたTOB価格にサヤ寄せし大幅安に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比214ドル高と4日続伸した。トランプ米政権が中国を含む貿易相手国・地域と交渉を進めるとの期待から買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は4日ぶりに反発。米株高を受け半導体関連が買われたほか、防衛やゲーム関連株などが上昇した。
前日の米株式市場では、NYダウが4日続伸。半導体大手のエヌビディア<NVDA>などハイテク株を中心に値を上げた。この流れを受け、東京市場も日経平均は反発して始まり、朝方には一時400円を超える上昇となった。為替は1ドル=144円台前半まで円安が進行したことも好感された。半導体などハイテク株や防衛関連株、それにゲーム・知的財産(IP)関連株などが値を上げた。ただ、後場に入ってからは3万7800円前後での一進一退が続いた。今週末に米雇用統計の発表が予定され今晩は米5月ADP雇用統計などが公表されるほか、米中首脳会談も近く実施されるとみられており買い一巡後は様子見姿勢が強まった。
日経平均 ・・・ 37,747.45円 300.64円
TOPIX ・・・ 262.18円 0.12円
JPX日経400 ・・・ 2,785.13円 14.02円
グロース250 ・・・ 25,232.33円 102.9円
東証REIT指数 ・・・ 4,675.44円 26.39円
米ドル円 ・・・ 143.72円 -0.24円
ユーロ/円 ・・・ 163.92円 0.1円
NYダウ ・・・ 42,519.64円 214.16円
NASDAQ ・・・ 19,398.95円 156.34円
上海総合 ・・・ 3,376.20円 14.22円
【出展:株探 Kabutan by MINKABU】
0コメント