【市況】東京株式(大引け)=276円高、半導体関連中心にリスクオン相場続く
24日の東京株式市場はリスクオンの地合いとなり、日経平均株価は上値追い継続。前場は伸び悩む場面もあったが、後場に買い直された。
大引けの日経平均株価は前営業日比276円95銭高の3万2287円21銭と4日続伸。プライム市場の売買高概算は11億1050万株、売買代金概算は2兆9084億円。値上がり銘柄数は1153、対して値下がり銘柄数は610、変わらずは71銘柄だった。
きょうの東京市場は、終始買いが優勢だった。前日の欧州株市場で主要国の株価指数が総じて高かったほか、米国株市場でもハイテク株中心にリスクを取る動きが鮮明で、NYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも上昇しており、これを好感する形となった。また、米画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>の好決算を買い手掛かりに、半導体関連をはじめハイテク株全般に物色の矛先が向かい全体指数に押し上げ効果をもたらした。取引時間中はアジア株が総じて堅調な値動きを示したほか、米株価指数先物が強調展開で、これを横目に投資家心理が強気に傾いた。プライム市場の63%の銘柄が上昇し、売買代金は今週に入ってからは最高水準となったが3兆円台には届かなかった。
【市況】日経平均は4日続伸、米エヌビディア決算で半導体株に買い/相場概況
日経平均は4日続伸。23日の米株式市場でダウ平均は184.15ドル高と3日ぶり反発、ナスダック総合指数は+1.59%と3日続伸。8月総合購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回り、米長期金利が低下したことでハイテクが相場全体をけん引した。米株高を受けて日経平均は上昇スタート。半導体メーカーの米エヌビディアの好決算を材料にハイテク株が買われ、日経平均は朝方から200円近く上昇した。ただ、為替の円高が重しになり、その後はしばらく一進一退の展開。一方、香港ハンセン指数や時間外取引のナスダック100指数先物が上げ幅を広げたことが追い風となり、日経平均も大引けにかけて騰勢を強めると、終盤に32297.91円(287.65円高)まで上値を伸ばした。
大引けの日経平均は前日比276.95円高の32287.21円となった。東証プライム市場の売買高は11億1050万株、売買代金は2兆9085億円だった。セクターでは鉱業、建設、石油・石炭製品が上昇率上位に並んだ一方、ゴム製品、輸送用機器、その他製品が下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の63%、対して値下がり銘柄は33%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 4日続伸、欧米株高を受けハイテク株中心に買い継続 (8月24日)
1.日経平均は4連騰、欧米株高受けリスクオン継続
2.エヌビディア好決算受け半導体関連など買われる
3.アジア株や米株先物の堅調な値動きで強気優勢に
4.前場伸び悩む場面も、後場に入って買い直される
5.6割強の銘柄が上昇、売買代金は3兆円台に届かず
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比184ドル高と3日ぶりに反発した。高止まりしていた米長期金利の上昇一服でハイテク株などを中心に買いが優勢となった。
東京市場ではリスクオンの地合いとなり、日経平均株価は上値追い継続。前場は伸び悩む場面もあったが、後場に買い直された。
24日の東京市場は、終始買いが優勢だった。前日の欧州株市場で主要国の株価指数が総じて高かったほか、米国株市場でもハイテク株中心にリスクを取る動きが鮮明で、NYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも上昇しており、これを好感する形となった。また、米画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>の好決算を買い手掛かりに、半導体関連をはじめハイテク株全般に物色の矛先が向かい全体指数に押し上げ効果をもたらした。取引時間中はアジア株が総じて堅調な値動きを示したほか、米株価指数先物が強調展開で、これを横目に投資家心理が強気に傾いた。プライム市場の63%の銘柄が上昇し、売買代金は今週に入ってからは最高水準となったが3兆円台には届かなかった。
日経平均・・・32,287.21円 276.95円
TOPIX・・・2,286.59円 9.54円
JPX日経400・・・20,686.58円 106.49円
東証マザーズ・・・743.00円 -2.83円
東証REIT指数・・・1,880.19円 9.53円
米ドル円・・・145.42円 0.04円
ユーロ/円・・・157.75円 0.49円
NYダウ・・・34,472.98円 184.15円
NASDAQ・・・13,721.03円 215.15円
上海総合・・・3,082.24円 3.84円
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