【市況】東京株式(大引け)=122円高と3日続伸、米株高好感し買い優勢に
8日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸。前日の米株式市場が堅調に推移するなか、東京市場も買いが優勢となった。
大引けの日経平均株価は前日比122円73銭高の3万2377円29銭。プライム市場の売買高概算は14億4563万株。売買代金概算は3兆6710億円となった。値上がり銘柄数は993と全体の約53%、値下がり銘柄数は772、変わらずは70銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが407ドル高と大幅高。米利上げに対する警戒感が後退したことから買いが先行した。これを受け、東京市場も値を上げ、一時280円を超す上昇となる場面もあった。しかし、日経平均株価が3万2500円を超えた水準では利益確定売りも膨らみ、上昇幅を縮小させた。後場に入っても一進一退。今週は10日に米消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、日本は11日が「山の日」の祝日で休場となることから、様子見姿勢も強まった。
【市況】日経平均は3日続伸、米株高を受けて買い先行も上値の重さ確認/相場概況
日経平均は3日続伸。7日の米株式市場でダウ平均は407.51ドル高と4日ぶり反発、ナスダック総合指数は+0.61%と5日ぶり反発。ニューヨーク連銀総裁がインフレ動向次第では来年の利下げが正当化される可能性に言及し、投資家心理が改善した。米国株の反発や為替の円安を追い風に日経平均は176.05円高からスタート。序盤は買いが先行し、一時32539.88円(285.32円高)まで上昇した。しかし、心理的な節目の回復が目先の達成感につながり、その後は失速。時間外取引の米株価指数先物の軟化や香港ハンセン指数の下落が重しとなり、一時下落に転じる場面もあった。前引けにかけてプラス圏を回復したが、午後は今週後半にかけて控える米国債四半期入札や米消費者物価指数(CPI)を控えて様子見ムードが強まり、膠着感の強い展開が続いた。
大引けの日経平均は前日比122.73円高の32377.29円となった。東証プライム市場の売買高は14億4563万株、売買代金は3兆6710億円だった。セクターでは電気・ガス、海運、食料品が上昇率上位に並んだ一方、保険、精密機器、鉱業が下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の54%、対して値下がり銘柄は42%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、米株高好感しリスク選好の買い継続 (8月8日)
1.日経平均は122円高と3日続伸、一時3万2500円台に上昇
2.前日のNYダウの大幅高が好感され東京市場も堅調な値動きに
3.10日の米7月CPIや週末11日の休場が意識され様子見姿勢も
4.前日の決算内容が好感されたレーザーテックが買いを集める
5.国内連合による上場廃止を視野にいれたTOB開始で東芝は堅調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比407ドル高と4日ぶりに反発した。NY連銀のウィリアムズ総裁が来年から利下げが始まる可能性を報じられたことが好感された。
東京市場では、日経平均株価は3日続伸。前日の米株式市場が堅調に推移するなか、東京市場も買いが優勢となった。
前日の米株式市場では、NYダウが大幅高。米利上げに対する警戒感が後退したことから買いが先行した。これを受け、東京市場も値を上げ、一時280円を超す上昇となる場面もあった。しかし、日経平均が3万2500円を超えた水準では利益確定売りも膨らみ、上昇幅を縮小させた。後場に入っても一進一退。今週は10日に米消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、日本は11日が「山の日」の祝日で休場となることから、様子見姿勢も強まった。
日経平均・・・32,377.29円 122.73円
TOPIX・・・2,291.73円 7.8円
JPX日経400・・・20,741.21円 77.88円
東証マザーズ・・・758.08円 -12.69円
東証REIT指数・・・1,874.97円 -2.6円
米ドル円・・・143.25円 1.13円
ユーロ/円・・・156.98円 0.76円
NYダウ・・・35,473.13円 407.51円
NASDAQ・・・13,994.39円 85.15円
上海総合・・・3,260.61円 -8.21円
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