【市況】東京株式(大引け)=330円安、前日の反動で目先利益確定売り優勢に
4日の東京株式市場は朝方から売りに押される展開で日経平均株価は反落した。手掛かり材料難のなか、目先利益確定売りの動きが表面化し、全体を押し下げた。
大引けの日経平均株価は前営業日比330円81銭安の3万3422円52銭と反落。プライム市場の売買高概算は14億6556万株、売買代金概算は3兆3933億円。値上がり銘柄数は616、対して値下がり銘柄数は1152、変わらずは67銘柄だった。
きょうの東京市場は、総じて見送りムードの強い地合いとなった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って小幅に上昇したが、独立記念日の前日で短縮取引だったこともあり、方向感の定まりにくい地合いだった。東京市場は前日に日経平均が先物主導で大幅高に買われバブル崩壊後の最高値を更新したが、きょうは目先達成感からの売りが勝る展開となった。半導体関連の主力株は高安まちまちだったが、総合商社株が利食われたほか医薬品セクターに売りがかさんだ。一方、銀行・保険などの金融セクターや海運株が堅調だった。きょうの米国株市場が祝日に伴い休場となることもあり、海外投資家の動きもやや鈍かった。値下がり銘柄は1100を上回り全体の63%にあたる銘柄が下落した。
【市況】日経平均は反落、米株高も急伸の反動が優勢/相場概況
日経平均は反落。3日の米株式市場でダウ平均は10.87ドル高と小幅に3日続伸、ナスダック総合指数は+0.20%と続伸。独立記念日の前日の短縮取引で動意に乏しい展開だった。追加利上げ懸念がくすぶり一時下落する場面があったが、6月ISM製造業景況指数が3年ぶりの低水準に落ち込むと金利先高観の後退で買い戻され、再び上昇に転じて終えた。一方、前日の大幅高の反動が先行した日経平均は241.07円安からスタート。寄り付き直後は33500円を意識する動きが見られたが、早い段階で同水準を割り込むと、その後はじわじわと下げ幅を広げた。後場は買い戻しが先行も33500円を前に失速すると再び軟調に推移、時間外取引の米株価指数先物やドル円の軟化に合わせて引けにかけて下げ幅を広げる流れとなった。
大引けの日経平均は前日比330.81円安の33422.52円となった。東証プライム市場の売買高は14億6556万株、売買代金は3兆3934億円だった。セクターでは医薬品、パルプ・紙、ゴム製品が下落率上位に並んだ一方、銀行、保険、海運が上昇率上位に並んだ。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の63%、対して値上がり銘柄は33%だった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 反落、手掛かり材料難のなか利益確定売りが優勢 (7月4日)
1.日経平均は反落、手掛かり材料難のなか下値試す展開
2.短縮取引の米株市場は小幅上昇、方向感定まらず
3.前日大幅高でバブル後最高値、その反動で売り優勢に
4.総合商社が利食われ医薬品も安い、半導体は強弱拮抗
5.銀行など金融株が買われるも、海外投資家の動き鈍い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比10ドル高と3日続伸した。米経済統計の低下を受けて金利先高観の後退し買いが優勢となった。
東京市場では、朝方から売りに押される展開で日経平均株価は反落した。手掛かり材料難のなか、目先利益確定売りの動きが表面化し、全体を押し下げた。
4日の東京市場は、総じて見送りムードの強い地合いとなった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って小幅に上昇したが、独立記念日の前日で短縮取引だったこともあり、方向感の定まりにくい地合いだった。東京市場は前日に日経平均が先物主導で大幅高に買われバブル崩壊後の最高値を更新したが、本日は目先達成感からの売りが勝る展開となった。半導体関連の主力株は高安まちまちだったが、総合商社株が利食われたほか医薬品セクターに売りがかさんだ。一方、銀行・保険などの金融セクターや海運株が堅調だった。本日の米国株市場が祝日に伴い休場となることもあり、海外投資家の動きもやや鈍かった。プライム市場の値下がり銘柄は1100を上回り全体の63%にあたる銘柄が下落した。
日経平均・・・33,422.52円 -330.81円
TOPIX・・・2,306.37円 -14.44円
JPX日経400・・・20,905.62円 -165.89円
東証マザーズ・・・817.64円 -1.04円
東証REIT指数・・・1,866.80円 -6.26円
米ドル円・・・144.38円 -0.44円
ユーロ/円・・・157.33円 -0.16円
NYダウ・・・34,418.47円 10.87円
NASDAQ・・・13,816.77円 28.85円
上海総合・・・3,245.34円 1.37円
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