【市況】東京株式(大引け)=45円高と3日ぶり小反発、値頃感からの買いが流入
7日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに小幅反発。値頃感からの買いが流入し値を上げた。ただ、様子見姿勢は強く薄商いだった。
大引けの日経平均株価は前日比45円68銭高の2万7518円31銭。プライム市場の売買高概算は8億2049万株。売買代金概算は1兆9995億円となった。値上がり銘柄数は1146と全体の約62%、値下がり銘柄数は595、変わらずは94銘柄だった。
前日の米株式市場は、NYダウは横ばい圏だったが、ハイテク株などが堅調でナスダック指数は4日ぶりに反発した。この流れを受けた日経平均株価は、前日までの2日間で800円超の下落となっていたことから、値頃感からの買いが流入し値を上げてスタート。一時100円を超す上昇となった。ただ、今晩は米3月雇用統計が発表されるほか、米国市場はグッドフライデーで休場となることもあり、買い一巡後は様子見姿勢が強まった。積極的な買いは手控えられるなか、日経平均株価は2万7500円ラインを小幅に上回った水準での一進一退状態が続いた。
【市況】日経平均は3日ぶり小反発、米雇用統計前に様子見で商い低調/相場概況
日経平均は3日ぶり小幅反発。6日の米株式市場でダウ平均は2.57ドル高と小幅続伸。国際通貨基金(IMF)が今後5年の世界経済成長見通しが1990年来の低い伸びになると警告したため、景気後退を懸念した売りが先行。セントルイス連銀総裁が利上げ継続を支持すると一段と売られた。一方、地銀株の回復や航空機メーカー、ボーイングの上昇が相場全体を下支えした。グッドフライデーの祭日や雇用統計を控えた買い戻しも支援し、ナスダック総合指数は+0.75%と4日ぶり反発。米株高を受けて日経平均は81.74円高からスタート。しかし、今晩の米雇用統計を前に警戒感がくすぶり、戻り待ちの売りから失速。様子見ムードが強く商いも低調だった。一方、心理的な節目の27500円を維持しようとする動きが見られ、その後は小高い水準で一進一退が続いた。
大引けの日経平均は前日比45.68円高の27518.31円となった。東証プライム市場の売買高は8億2049万株、売買代金は1兆9995億円だった。セクターでは海運、銀行、精密機器が上昇率上位となった一方、電気・ガス、小売、鉱業が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の62%、対して値下がり銘柄は32%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、米雇用統計を控え様子見姿勢 (4月7日)
1.日経平均は45円高と3日ぶり反発、米雇用統計を控え薄商い
2.前日の米株式市場はハイテク株など高くナスダック指数は上昇
3.日経平均は前日までの下落で値頃感が働き下値に買いが流入
4.三菱UFJや三井住友FG、みずほFGなど大手銀行株が堅調
5.セブン&アイは24年2月期業績の減速懸念から売りが先行
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比2ドル高と小幅に続伸した。雇用統計を控え様子見姿勢のなか、長期金利の低下を背景にハイテク株が買われた。
東京市場では、日経平均株価は3日ぶりに小幅反発。値頃感からの買いが流入し値を上げた。ただ、様子見姿勢は強く薄商いだった。
前日の米株式市場は、NYダウは横ばい圏だったが、ハイテク株などが堅調でナスダック指数は4日ぶりに反発した。この流れを受けた日経平均は、前日までの2日間で800円超の下落となっていたことから、値頃感からの買いが流入し値を上げてスタート。一時100円を超す上昇となった。ただ、今晩は米3月雇用統計が発表されるほか、米国市場はグッドフライデーで休場となることもあり、買い一巡後は様子見姿勢が強まった。積極的な買いは手控えられるなか、日経平均は2万7500円ラインを小幅に上回った水準での一進一退状態が続いた。
日経平均・・・27,518.31円 45.68円
TOPIX・・・1,965.44円 4.16円
JPX日経400・・・17,699.97円 28.65円
東証マザーズ・・・730.43円 -3.4円
東証REIT指数・・・1,807.34円 -9.23円
米ドル円・・・131.69円 0.34円
ユーロ/円・・・143.72円 0.45円
NYダウ・・・33,485.29円 2.57円
NASDAQ・・・12,087.95円 91.09円
上海総合・・・3,327.64円 15.01円
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