【市況】東京株式(大引け)=326円高と3日ぶり急反発、主力ハイテク株が買われる
9日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに急反発。半導体関連など主力ハイテク株に買いが入り2万7900円台に上昇した。
大引けの日経平均株価は前日比326円58銭高の2万7901円01銭。プライム市場の売買高概算は11億2588万株。売買代金概算は2兆9321億円となった。値上がり銘柄数は1387と全体の約76%、値下がり銘柄数は372、変わらずは77銘柄だった。
前日の米株式市場は、新規失業保険申請件数が増加し利上げペース減速に向けた期待が浮上したことを受け、NYダウが183ドル高と上昇した。中国でのゼロコロナ規制の緩和に向けた動きも好感された。この流れを受けた、この日の東京市場も買い先行の動きとなった。半導体関連など値がさ株が上昇し、日経平均株価を押し上げた。ただ、今晩に米11月卸売物価指数(PPI)の発表が予定されていることから、買い一巡後は様子見姿勢が強まり、高値圏での一進一退となった。
【市況】日経平均は3日ぶり大幅反発、米株高受けて買い戻しも28000円手前で伸び悩み /相場概況
日経平均は3日ぶり大幅反発。8日の米株式市場でダウ平均は183.56ドル高と続伸。中国政府がコロナ規制を緩和する兆しを見せたことが好感された。また、週次失業保険申請件数の増加を受けて来年の利上げ観測が後退したことも相場を押し上げた。ナスダック総合指数は+1.12%と5日ぶり反発。米国株高を受けて日経平均は59.53円高からスタート。12月先物・オプション取引に係る特別清算指数算出(メジャーSQ)に絡んだ売買が交錯する中、寄り付きから上げ幅を広げる流れとなった。その後も徐々に上値を伸ばす展開となり、前引け直前に27952.80円(378.37円高)と本日の高値を付けた。ただ、今晩に発表される米11月卸売物価指数(PPI)などの結果を見極めたいとの思惑から、その後は膠着感の強い展開が続いた。なお、SQ確定値はで27576.37円。
大引けの日経平均は前日比326.58円高の27901.01円となった。東証プライム市場の売買高は11億2588万株、売買代金は2兆9321億円だった。セクターでは電気・ガス、精密機器、電気機器が上昇率上位となった一方、鉱業、空運、石油・石炭製品が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の76%、対して値下がり銘柄は20%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり急反発、米株高を受けハイテク株中心に買い優勢 (12月9日)
1.日経平均は326円高と3日ぶり急反発、2万7900円台に上昇
2.前日のNYダウは、利上げペース減速期待で183ドル高と堅調
3.米株高を受け、東京市場も半導体関連などハイテク株中心に高い
4.東エレクやアドテスト、ファストリなど値がさ株が値を上げる
5.INPEXや石油資源、ENEOSは原油価格下落で売られる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比183ドル高と続伸した。週間新規失業保険申請件数の増加を受け、FRBの利上げ長期化への過度な懸念が和らいだことで買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日ぶりに急反発。半導体関連など主力ハイテク株に買いが入り2万7900円台に上昇した。
前日の米株式市場は、新規失業保険申請件数が増加し利上げペース減速に向けた期待が浮上したことを受け、NYダウが上昇した。中国でのゼロコロナ規制の緩和に向けた動きも好感された。この流れを受けた、この日の東京市場も買い先行の動きとなった。半導体関連など値がさ株が上昇し、日経平均を押し上げた。ただ、今晩に米11月卸売物価指数(PPI)の発表が予定されていることから、買い一巡後は様子見姿勢が強まり、高値圏での一進一退となった。
日経平均・・・27,901.01円 326.58円
TOPIX・・・1,961.56円 20.06円
JPX日経400・・・17,729.90円 188.46円
東証マザーズ・・・787.03円 12.32円
東証REIT指数・・・1,935.44円 -5.26円
米ドル円・・・135.76円 -0.94円
ユーロ/円・・・143.39円 -0.5円
NYダウ・・・33,781.48円 183.56円
NASDAQ・・・11,082.00円 123.45円
上海総合・・・3,206.95円 9.6円
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