【市況】東京株式(大引け)=853円高と5日ぶり急反発、全面高で2万7000円台回復
14日の東京株式市場では日経平均株価が5日ぶりに急反発。売り方の買い戻しが入り、全面高となるなか2万7000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前日比853円34銭高の2万7090円76銭。プライム市場の売買高概算は13億1931万株。売買代金概算は3兆2061億円となった。値上がり銘柄数は1751と全体の約95%、値下がり銘柄数は61、変わらずは25銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが827ドル高と急反発し3万ドルを回復した。米9月消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る上昇率となったが、米株式市場には売り方の買い戻しが流入し急上昇した。NYダウの上昇を受け、この日の東京市場では日経平均株価が急反発。プライム市場の9割超が上昇し、日経平均株価は4日ぶりに2万7000円台を回復した。金融や鉄道、百貨店など内需株が堅調なほか、為替市場では1ドル=147円半ばへ32年ぶりの円安が進行するなか半導体を含む輸出関連株なども堅調に推移した。
【市況】日経平均は5日ぶり大幅反発、コアCPIのピークアウト先取で買い戻し加速/相場概況
日経平均は5日ぶり大幅反発。13日の米株式市場でダウ平均は827.87ドル高と大幅反発。9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、金融引き締め懸念が強まり大幅安で始まったが、コアCPIのピークアウト感が広がり長期金利が低下に転じたほか、ドル高も一段落したため買い戻しが加速して大きく上昇に転じた。ナスダック総合指数も+2.22%と大幅反発。米国株高を受けて日経平均は361.9円高からスタート。ダウ平均先物が堅調な中、寄り付きから買い戻しが先行。上海総合指数や香港ハンセン指数も大幅に上昇するなか、断続的な買い戻しが入り、前引けまでは一本調子で上げ幅を広げる展開となった。ただ、一日で一時900円超の上昇となったことで、短期的な過熱感も強まり、午後は騰勢一服。買い戻しと戻り待ちの売りが交錯する中、午後の日経平均は横ばいが続いた。
大引けの日経平均は前日比853.34円高の27090.76円となった。東証プライム市場の売買高は13億1931万株、売買代金は3兆2061億円だった。セクターでは精密機器、医薬品、その他金融を筆頭に全面高となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の95%、対して値下がり銘柄は3%だった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 5日ぶり急反発、米株急伸を受け2万7000円台を回復 (10月14日)
1.日経平均は853円高と5日ぶり急反発、9割超が上昇と全面高
2.米9月CPIは予想上回るがNYダウは買い戻し流入で急伸
3.日経平均は上昇基調強め4日ぶりに2万7000円台を回復
4.レーザーテクや東エレク、アドテストなど半導体関連株が大幅高
5.決算内容を好感しファストリや良品計画、竹内製作所が買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比827ドル高と大幅に反発した。米CPIを受け急落も売られ過ぎ感から急速に買い戻しが膨らんだ。
東京市場では、日経平均株価が5日ぶりに急反発。売り方の買い戻しが入り、全面高となるなか2万7000円台を回復した。
前日の米株式市場では、NYダウが急反発し3万ドルを回復した。米9月消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る上昇率となったが、米株式市場には売り方の買い戻しが流入し急上昇した。NYダウの上昇を受け、この日の東京市場では日経平均が急反発。プライム市場の9割超が上昇し、日経平均は4日ぶりに2万7000円台を回復した。金融や鉄道、百貨店など内需株が堅調なほか、為替市場では1ドル=147円半ばへ32年ぶりの円安が進行するなか半導体を含む輸出関連株なども堅調に推移した。
日経平均・・・27,090.76円 853.34円
TOPIX・・・1,898.19円 43.58円
JPX日経400・・・17,043.58円 412.19円
東証マザーズ・・・715.58円 16.45円
東証REIT指数・・・1,902.60円 -3.14円
米ドル円・・・147.75円 0.92円
ユーロ/円・・・143.55円 1.05円
NYダウ・・・30,038.72円 827.87円
NASDAQ・・・10,649.15円 232.05円
上海総合・・・3,071.98円 55.63円
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