【市況】東京株式(大引け)=195円安と5日ぶり反落、米株安受け売り先行に
7日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに反落。前日の米株式市場が下落したほか、米雇用統計の発表や3連休を控えて持ち高調整の売りが先行した。
大引けの日経平均株価は前日比195円19銭安の2万7116円11銭。プライム市場の売買高概算は11億1196万株。売買代金概算は2兆7195億円となった。値上がり銘柄数は500と全体の約27%、値下がり銘柄数は1254、変わらずは82銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが346ドル安と続落し3万ドルを割り込んだ。米長期金利の上昇が警戒感を呼んだ。米株安を受けた、この日の寄り付きの日経平均株価は335円安と2万7000円割れでスタートした。ただ、下値には値頃感からの買いも流入し、売り一巡後は下げ幅を縮小した。今晩は米9月雇用統計の発表が予定されているほか、東京市場は明日から3連休となることもあり、後場にかけては様子見姿勢も強まった。今月11日から政府の観光支援策「全国旅行支援」が始まることもあり、空運やJR株など旅行関連株が買われた。
【市況】日経平均は5日ぶり反落、雇用統計前のFRB高官タカ派発言を嫌気/相場概況
日経平均は5日ぶり反落。6日の米株式市場でダウ平均は346.93ドル安と続落。連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げを懸念する売りが続いた。低調な雇用関連指標を受けて長期金利が低下すると一時上昇に転じたが、FRBの3人の高官が揃って利上げ継続の必要性を再主張したことで長期金利が上昇したため結局売りに押された。ナスダック総合指数も-0.67%と続落。米国株安を受けて日経平均は連日の上昇の反動もあり335.38円安と27000円割れからスタート。一方、時間外取引のナスダック100先物などが堅調に推移するなか、日経平均は寄り付き直後から下げ渋る展開となり、その後は緩やかに値戻しが進む展開、前場終盤には27198.91円(112.39円安)まで下げ幅を縮めた。ただ、今晩に米9月雇用統計を控えるなか午後は様子見ムードが広がり、こう着感の強い動きに終始した。
大引けの日経平均は前日比195.19円安の27116.11円となった。東証プライム市場の売買高は11億1196万株、売買代金は2兆7196億円だった。セクターでは海運、保険、機械を筆頭に全般売り優勢の展開となり、上昇したのは陸運、空運の2業種のみとなった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の68%、対して値上がり銘柄は27%だった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 5日ぶり反落、米雇用統計や3連休を控え売り優勢 (10月7日)
1.日経平均は159円安と5日ぶり反落、売り一巡後下げ幅縮小
2.NYダウは米長期金利の上昇を嫌気し346ドル安と続落
3.日経平均は米雇用統計や3連休を控え持ち高調整の売り優勢
4.東エレクやトヨタ、ソニーG、信越化など主力株が安い
5.JALやJR東日本、HISなど旅行関連株が値を上げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比346ドル安と続落した。米雇用統計への警戒感や長期金利上昇で売りが優勢となった。
東京市場では日経平均株価は5日ぶりに反落。前日の米株式市場が下落したほか、米雇用統計の発表や3連休を控えて持ち高調整の売りが先行した。
前日の米株式市場では、NYダウが続落し3万ドルを割り込んだ。米長期金利の上昇が警戒感を呼んだ。米株安を受けた、この日の寄り付きの日経平均は335円安と2万7000円割れでスタートした。ただ、下値には値頃感からの買いも流入し、売り一巡後は下げ幅を縮小した。今晩は米9月雇用統計の発表が予定されているほか、東京市場は明日から3連休となることもあり、後場にかけては様子見姿勢も強まった。今月11日から政府の観光支援策「全国旅行支援」が始まることもあり、空運やJR株など旅行関連株が買われた。
日経平均・・・27,116.11円 -195.19円
TOPIX・・・1,906.80円 -15.67円
JPX日経400・・・17,130.70円 -164.01円
東証マザーズ・・・725.23円 -10.02円
東証REIT指数・・・1,942.00円 -16.96円
米ドル円・・・144.92円 0.35円
ユーロ/円・・・141.89円 -1.39円
NYダウ・・・29,926.94円 -346.93円
NASDAQ・・・11,073.31円 -75.32円
上海総合・・・3,024.39円 -16.81円
0コメント