【市況】東京株式(大引け)=149円高と続伸、値がさ株など買い優勢に
9日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。値がさ株などが上昇し、全体相場は買い優勢の展開となった。
大引けの日経平均株価は前日比149円47銭高の2万8214円75銭。プライム市場の売買高概算は12億2470万株。売買代金概算は3兆1436億円と先物のメジャーSQもあり商いは膨らんだ。値上がり銘柄数は1205と全体の約66%、値下がり銘柄数は535、変わらずは97銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが193ドル高と続伸。値頃感からの買いが入り、相場を押し上げた。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も堅調に推移した。一時200円を超す上昇となった。為替は円高方向に振れ自動車株の一角などが軟調だったが、ハイテク株などは引き続き買われた。通信、不動産などの内需株も底堅い値動きとなった。
【市況】日経平均は続伸、金融政策イベント無難消化し買い優勢、SQ値は下回る/相場概況
日経平均は続伸。8日の米株式市場でダウ平均は193ドル高と続伸。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレ抑制の決意を再強調したほか、欧州中央銀行(ECB)が0.75ptの大幅利上げを実施したことで金利が上昇するなか軟調スタートも、目先の金融政策に関わる材料が大方織り込まれたとの見方から次第に買い戻しが優勢に。日経平均は139.43円高からスタートすると、寄り付き直後に28286.02円(220.74円高)まで上昇。株価指数先物・オプション9月限の特別清算指数算出(メジャーSQ)に伴う売買が絡み、その後は一進一退が続いた。昼頃、黒田日銀総裁が岸田首相と会談を行い、「急速な為替変動は望ましくない」等との発言が伝わると、60銭ほど円高・ドル安が進んだことで午後の寄り付き直後には一時弱含んだが、影響は限られ、その後は再び28200円台に値を戻した。
大引けの日経平均は前日比149.47円高の28214.75円となった。なお、SQ確定値は28253.40円。東証プライム市場の売買高は12億2470万株、売買代金は3兆1436億円だった。セクターでは海運、電気・ガス、不動産が上昇率上位となった一方、空運、ゴム製品、精密機器が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の66%、対して値下がり銘柄は29%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高を受け値がさ株中心に買い優勢 (9月9日)
1.日経平均は149円高と続伸、一時200円を超す上昇に
2.前日のNYダウは193ドル高、値頃感からの買いが入る
3.値がさ株などが買われ日経平均は2万8200円に乗せる
4.ファストリや東エレク、キーエンスなどが買い優勢の展開
5.JR東日本やJR東海、JALなど電鉄、空運株は軟調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比193ドル高と続伸した。米欧のインフレ懸念は依然として強いものの下落傾向だった反動からの買い戻しが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は続伸。値がさ株などが上昇し、全体相場は買い優勢の展開となった。
前日の米株式市場では、NYダウが続伸。値頃感からの買いが入り、相場を押し上げた。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も堅調に推移した。一時200円を超す上昇となった。為替は円高方向に振れ自動車株の一角などが軟調だったが、ハイテク株などは引き続き買われた。通信、不動産などの内需株も底堅い値動きとなった。
日経平均・・・28,214.75円 149.47円
TOPIX・・・1,965.53円 7.91円
JPX日経400・・・17,742.16円 71.75円
東証マザーズ・・・741.32円 17.49円
東証REIT指数・・・2,029.27円 12.02円
米ドル円・・・142.53円 -1.28円
ユーロ/円・・・143.26円 -0.28円
NYダウ・・・31,774.52円 193.24円
NASDAQ・・・11,862.12円 70.22円
上海総合・・・3,262.05円 26.46円
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