【市況】東京株式(大引け)=10円安と小幅に3日続落、米雇用統計控え様子見姿勢に
2日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続落。朝方は値を上げて始まったが、買い一巡後は値を下げた。
大引けの日経平均株価は前日比10円63銭安の2万7650円84銭。プライム市場の売買高概算は10億3061万株。売買代金概算は2兆4774億円となった。値上がり銘柄数は650と全体の約35%、値下がり銘柄数は1096、変わらずは91銘柄だった。
前日のNYダウは145ドル高と5日ぶりに反発した。これを受け、この日の日経平均株価も寄り付きは値を上げてスタートし一時100円を超す上昇となった。ただ、上値は重く買い一巡後は値を消す展開となった。特に、後場にかけて狭いレンジでの一進一退が続いた。今晩の米8月雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まった。
【市況】日経平均は小幅に3日続落、米雇用統計を前に模様眺め、金利先高観が重石/相場概況
日経平均は小幅に3日続落。1日の米株式市場でダウ平均は146ドル高と5日ぶりに反発。米8月サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況指数などが予想を上回ったことで、金融引き締め強化への警戒感から中盤まで大きく下落。一方、引けにかけては米8月雇用統計前の買戻しが強まり、ダウ平均は上昇に転じた。長期金利の急伸でハイテク株は売られ、ナスダック総合指数は-0.26%と5日続落。前日に時間外取引の米株価指数先物の下落を受けて先んじて下げていた日経平均は94.13円高からスタート。しかし、寄り付き直後を高値にすぐに失速するとマイナスに転じ、早い時間帯に27570.74円(90.73円安)まで下げ幅を拡大。24年ぶりの円安・ドル高を支えにその後は下げ渋ったが、米雇用統計前に戻りは鈍く、その後は安値圏でのもみ合いが続いた。
大引けの日経平均は前日比10.63円安の27650.84円となった。東証プライム市場の売買高は10億3061万株、売買代金は2兆4774億円だった。セクターでは鉄鋼、空運、非鉄金属が下落率上位となった一方、証券・商品先物、保険、パルプ・紙が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の60%、対して値上がり銘柄は35%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日続落、米雇用統計を控え様子見姿勢が強まる (9月2日)
1.日経平均は10円安と小幅に3日続落、朝高後値を消す展開
2.前日のNYダウは値を上げ145ドル高と5日ぶりに反発
3.今晩の米8月雇用統計の発表を控え東京市場は様子見姿勢に
4.ソニーGやキヤノン、富士通などハイテク株に売りが膨らむ
5.WSCOPEやメルカリ、プレイドなどの個別材料株が買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比145ドル高と5日ぶり反発した。朝安も米雇用統計の発表を控え、持ち高調整の買いが優勢なった。
東京市場では日経平均株価は小幅に3日続落。朝方は値を上げて始まったが、買い一巡後は値を下げた。
前日のNYダウは5日ぶりに反発した。これを受け、この日の日経平均も寄り付きは値を上げてスタートし一時100円を超す上昇となった。ただ、上値は重く買い一巡後は値を消す展開となった。特に、後場にかけて狭いレンジでの一進一退が続いた。今晩の米8月雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まった。
日経平均・・・27,661.47円 -430.06円
TOPIX・・・1,935.49円 -27.67円
JPX日経400・・・17,426.26円 -253.04円
東証マザーズ・・・728.90円 -13.23円
東証REIT指数・・・2,013.60円 -20.11円
米ドル円・・・139.32円 0.74円
ユーロ/円・・・139.50円 0.88円
NYダウ・・・31,510.43円 -280.44円
NASDAQ・・・11,816.20円 -66.93円
上海総合・・・3,184.97円 -17.15円
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