【市況】東京株式(大引け)=316円高、自律反発狙いの買いで切り返す
30日の東京株式市場は朝方から自律反発狙いの買いが優勢となり日経平均株価は反発し、フシ目の2万8000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前営業日比316円62銭高の2万8195円58銭と反発。プライム市場の売買高概算は9億9838万株、売買代金概算は2兆4563億円。値上がり銘柄数は1542、対して値下がり銘柄数は243、変わらずは49銘柄だった。
きょうの東京市場は、主力株を中心に終始買い優勢の展開だった。前日の米株市場では、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演内容を引き続き嫌気する形でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って続落歩調となったが、日経平均は前日に先物主導で700円以上の急落をみせていたこともあって、その買い戻しが全体指数を押し上げた。外国為替市場では1ドル=138円台の推移と円安水準にあることや、米株価指数先物が底堅い動きとなっているのを横目にリスク選好ムードが強まった。業種別では鉱業や石油など資源関連セクターを筆頭に33業種全面高となったほか、値上がり銘柄数は1500を上回りプライム市場全体の84%の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだった。
【市況】日経平均は反発、自律反発狙いの買いで28000円回復も25日線超えられず/相場概況
日経平均は反発。29日の米株式市場でダウ平均は184ドル安と続落。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの加速を警戒した売りが継続。値ごろ感からの買いでダウ平均は一時上昇に転じる場面もあったが、長期金利の上昇を受けたハイテク株の売りが相場の重石になった。ナスダック総合指数は-1.02%と続落。日経平均は自律反発狙いの買いから207.76円高と28000円を回復してスタート。戻り待ちの売りも強く、一時は27944.25円まで上げ幅を縮小したが、切り返すとすぐに28000円を回復。後場は、ナスダック100先物が上げ幅を広げるなか買い戻しが続き、午後中ごろには28233.80円(354.84円高)まで上げ幅を広げた。ただ、週末にかけて控える海外の重要指標を前に様子見ムードが強く、25日移動平均線を下回った推移が続いた。
大引けの日経平均は前日比316.62円高の28195.58円となった。東証プライム市場の売買高は9億9838万株、売買代金は2兆4564億円だった。セクターでは鉱業、石油・石炭、陸運を筆頭に全面高となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の84%、対して値下がり銘柄は13%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、円安や米株先物堅調で2万8000円台を回復 (8月30日)
1.日経平均は反発、2万8000円大台を回復
2.前日の米株安も、先物主導の買い戻しで切り返す
3.為替市場での円安や堅調な米株先物の動きを好感
4.資源関連セクターを中心に業種別は全面高様相に
5.値上がり銘柄数1500超で全体の84%が上昇
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比184ドル安と続落した。FRB議長が、インフレが抑制されるまで当面、金融引き締めが必要とタカ派発言を行ったことが引き続き警戒された。
東京市場では、朝方から自律反発狙いの買いが優勢となり日経平均株価は反発し、フシ目の2万8000円台を回復した。
30日の東京市場は、主力株を中心に終始買い優勢の展開だった。前日の米株市場では、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演内容を引き続き嫌気する形でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って続落歩調となったが、日経平均は前日に先物主導で700円以上の急落をみせていたこともあって、その買い戻しが全体指数を押し上げた。外国為替市場では1ドル=138円台の推移と円安水準にあることや、米株価指数先物が底堅い動きとなっているのを横目にリスク選好ムードが強まった。業種別では鉱業や石油など資源関連セクターを筆頭に33業種全面高となったほか、値上がり銘柄数は1500を上回りプライム市場全体の84%の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだった。
日経平均・・・28,195.58円 316.62円
TOPIX・・・1,968.38円 24.28円
JPX日経400・・・17,730.62円 223.32円
東証マザーズ・・・740.12円 12.9円
東証REIT指数・・・2,044.63円 15.12円
米ドル円・・・138.25円 -0.44円
ユーロ/円・・・138.66円 0.77円
NYダウ・・・32,098.99円 -184.41円
NASDAQ・・・12,017.66円 -124.04円
上海総合・・・3,227.22円 -13.5円
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