【市況】東京株式(大引け)=191円高、欧米株高追い風に反発し高値引け
1日の東京株式市場は前週末の米株高を受け、日経平均株価は上値追い態勢を明示した。高値引けで2万8000円大台を目前としている。
大引けの日経平均株価は前営業日比191円71銭高の2万7993円35銭と反発。プライム市場の売買高概算は12億2674万株、売買代金概算は3兆1015億円。値上がり銘柄数は1486、対して値下がり銘柄数は312、変わらずは40銘柄だった。
きょうの東京市場は前週末の欧米株市場がほぼ全面高に買われたことを受け、リスク選好の地合いとなった。朝方は外国為替市場のドル安・円高などを横にらみに強弱観を対立させる場面もあったが、徐々に買い板が厚くなった。米景気減速への警戒感が強まる一方で、FRBの金融引き締めピッチが緩むことへの期待が買いの拠りどころとなっている。2万8000円大台近辺では目先利益確定の売りが優勢となるのは相変わらずだが、きょうは2万8000円台こそ回復できなかったものの、2万7900円台で高値引けとなり、6月上旬以来約2カ月ぶりの高値圏に浮上した。プライム市場全体の8割の銘柄が上昇する物色意欲の旺盛な地合いだった。売買代金も3兆円を超え活況を呈している。
【市況】日経平均は反発、米株高支えとなり底堅い展開/相場概況
日経平均は反発。先週末7月29日の米株式市場でNYダウは3日続伸。前日の取引終了後に発表されたアマゾンやアップルの好決算を受けてハイテク株が強く、また、第2四半期純利益が過去最高となったエクソンとシェブロンも買われ相場全体を押し上げた。長期金利の低下も株価支援要因となり主要株価指数は上げ幅を拡大して取引を終了した。米株高を受けた今日の東京市場だが、取引開始時点では売り買いが交錯し、日経平均は12.18円高でスタート。その後、外為市場で一時1ドル=132円00銭台と朝9時頃に比べ1円30銭ほど円高・ドル安に振れたこともあり、日経平均は先週末の水準近辺での推移となった。しかし、午前の中頃からは次第に底堅くなり、後場は堅調に推移し、結局、日経平均は本日の高値引けとなった。
大引けの日経平均は前日比191.71円高の27993.35円となった。東証プライムの売買高は12億2674万株、売買代金は3兆1015億円だった。セクターでは海運業、輸送用機器、卸売業などが上昇。一方、電気・ガス業、医薬品、金属製品が下落した。東証プライムの値上がり銘柄は全体の80%、対して値下がり銘柄は16%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、欧米株高を受けリスク選好の買い優勢 (8月1日)
1.日経平均は反発、前週末の欧米株高を好感しリスクオン
2.米景気減速受け、FRBによる金融引き締め懸念が後退
3.為替の急速なドル安・円高も株式市場への影響は限定的
4.日経平均2万8000円大台乗せは戻り売りで阻まれる
5.高値引けで約2ヵ月ぶり水準に浮上、8割の銘柄が上昇
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比315ドル高と3日続伸した。市場予想を上回る決算が目立ちハイテク株などを中心に買いが優勢となった。
週明けの東京市場では前週末の米株高を受け、日経平均株価は上値追い態勢を明示した。高値引けで2万8000円大台を目前としている。
1日の東京市場は、前週末の欧米株市場がほぼ全面高に買われたことを受け、リスク選好の地合いとなった。朝方は外国為替市場のドル安・円高などを横にらみに強弱観を対立させる場面もあったが、徐々に買い板が厚くなった。米景気減速への警戒感が強まる一方で、FRBの金融引き締めピッチが緩むことへの期待が買いの拠りどころとなっている。2万8000円大台近辺では目先利益確定の売りが優勢となるのは相変わらずだが、きょうは2万8000円台こそ回復できなかったものの、2万7900円台で高値引けとなり、6月上旬以来約2ヵ月ぶりの高値圏に浮上した。プライム市場全体の8割の銘柄が上昇する物色意欲の旺盛な地合いだった。売買代金も3兆円を超え活況を呈している。
日経平均・・・27,993.35円 191.71円
TOPIX・・・1,960.11円 19.8円
JPX日経400・・・17,630.79円 168.19円
東証マザーズ・・・724.56円 6.01円
東証REIT指数・・・2,035.81円 13.82円
米ドル円・・・132.37円 -0.4円
ユーロ/円・・・135.55円 -0.33円
NYダウ・・・32,845.13円 315.5円
NASDAQ・・・12,390.68円 228.09円
上海総合・・・3,259.95円 6.72円
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