【市況】東京株式(大引け)=13円安と3日ぶり小反落、円高進行を警戒し後場値を消す
29日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに小反落。前日のNYダウ上昇を好感して前場は値を上げてスタートしたが、円高進行が警戒され後場に入り値を消した。
大引けの日経平均株価は前日比13円84銭安の2万7801円64銭。プライム市場の売買高概算は12億9359万株。売買代金概算は3兆2524億円となった。値上がり銘柄数は513と全体の約28%、値下がり銘柄数は1259、変わらずは66銘柄だった。
前日のNYダウは332ドル高と続伸。米4~6月期国内総生産(GDP)は2期連続のマイナス成長となったが、大幅な米利上げ観測が後退するなかNYダウは上昇した。この流れのなか、東京市場で日経平均株価は上昇して始まり、一時2万8001円まで上昇する場面があった。ただ、円高が進行すると、後場に入り日経平均株価も値を消す展開となった。為替相場で円は一時1ドル=132円台まで上昇した。週末ということもあり様子見姿勢が続き、後場は小幅なマイナス圏での一進一退となった。
【市況】日経平均は3日ぶり小反落、28000円定着再び失敗、円高進行が重荷/相場概況
日経平均は3日ぶり小反落。28日の米株式市場でダウ平均は332ドル高と大幅続伸。4-6月期国内総生産(GDP)が2四半期連続でマイナス成長となったことで景気後退を警戒した売りが先行したが、大幅利上げを回避できるとの期待から上昇に転じた。ナスダック総合指数は+1.08%と続伸。米国株の続伸を受けて日経平均は99.74円高からスタート。ただ、前日同様、寄り付き直後に28001.80円まで上昇した後は戻り待ちの売りから失速し、28000円割れの展開。それでも、決算を発表したアップルとアマゾン・ドット・コムが揃って良好な内容から時間外取引で株価が大幅に上昇していたこともあり、日経平均は下げ渋ってその後はもみ合いが継続。しかし、後場に入るとマイナスに転換した。香港ハンセン指数が下げ幅を大きく広げてきたうえ、為替の円高・ドル安が急速に進行したことが重荷になった。
大引けの日経平均は前日比13.84円安の27801.64円となった。東証プライム市場の売買高は12億9359万株、売買代金は3兆2524億円だった。セクターでは医薬品、精密機器、保険が下落率上位となった一方、サービス、空運、陸運が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の68%、対して値上がり銘柄は28%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり小反落、米株高を好感も円高進行で値を消す (7月29日)
1.日経平均は13円安と3日ぶり小反落、朝高も後場に入り値を消す
2.前日のNYダウは332ドル高、米GDPのマイナス成長で金利低下
3.日経平均は一時2万8000円乗せも円高を嫌気しマイナス圏に
4.商船三井が増配発表を受け上昇、郵船や川崎汽にも連想買いが流入
5.業績の悪化懸念でデンソーや村田製、NECは売りが先行する展開
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比332ドル高と続伸した。米GDPの縮小を受け、利上げ観測の後退期待から買い優勢なった。
東京市場では日経平均株価は3日ぶりに小反落。前日のNYダウ上昇を好感して前場は値を上げてスタートしたが、円高進行が警戒され後場に入り値を消した。
前日のNYダウは続伸。米4~6月期国内総生産(GDP)は2期連続のマイナス成長となったが、大幅な米利上げ観測が後退するなかNYダウは上昇した。この流れのなか、東京市場で日経平均は上昇して始まり、一時2万8001円まで上昇する場面があった。ただ、円高が進行すると、後場に入り日経平均も値を消す展開となった。外国為替市場で円は一時1ドル=132円台まで上昇した。週末ということもあり様子見姿勢が続き、後場は小幅なマイナス圏での一進一退となった。
日経平均・・・27,801.64円 -13.84円
TOPIX・・・1,940.31円 -8.54円
JPX日経400・・・17,462.60円 -79.78円
東証マザーズ・・・718.55円 9.57円
東証REIT指数・・・2,021.99円 19.31円
米ドル円・・・134.46円 -1.11円
ユーロ/円・・・136.48円 -1.95円
NYダウ・・・32,529.63円 332.04円
NASDAQ・・・12,162.59円 130.17円
上海総合・・・3,253.23円 -29.33円
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