【市況】東京株式(大引け)=269円高、米株休場で手掛かり材料難も買い優勢続く
5日の東京株式市場は、主力株を中心に終始買い優勢の展開となり、日経平均株価は上値追いを継続した。ただ上げ一巡後は上値の重さも意識された。
大引けの日経平均株価は前営業日比269円66銭高の2万6423円47銭と続伸。プライム市場の売買高概算は10億3818万株、売買代金概算は2兆4120億円。値上がり銘柄数は1007、対して値下がり銘柄数は749、変わらずは82銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日に続きリスクオフの巻き戻しで日経平均は上昇、朝方は約380円高まで買われ2万6500円台まで上昇する場面もあったが、その後は伸び悩んだ。前日の米国株市場が休場であったことから、手掛かり材料に乏しかったものの、外国為替市場で円安が進行し、輸出株中心に追い風材料となった。ただ、上値では買いポジションを軽くする動きが観測され、全体指数の上値を押さえた。後場はいったん上げ幅を縮小したあと買い直され、日経平均は結局2万6400円台で引けた。時価総額上位の主力株は買われたが、それ以外の中小型株は売り買いが交錯し、値上がり銘柄数は全体の55%に過ぎなかった。なお、TOPIXの上げ幅は9ポイント強にとどまっている。
【市況】日経平均は続伸、26500円回復後は戻り待ちの売り優勢/相場概況
日経平均は続伸。前日の米株式市場は独立記念日で休場。欧州株式市場では英FTSE100や仏CAC40などが上昇した一方、独DAXは軟調。欧州市場はまちまちだったが、時間外取引のナスダック100先物が大きく上昇していたことを支えに日経平均は232.42円高からスタート。また、米国による対中国関税の一部適用除外を巡る報道も後押しした。ただ、日経平均は朝方に26532.51円(378.70円高)まで上昇した後は、節目の26500円を回復した目先の戻り達成感から騰勢一服となった。午後は再び緩やかに値を切り上げる展開となったが、連休明けの米株市場の動きを確認したい思惑も働き、26500円を回復するには至らなかった。
大引けの日経平均は前日比269.66円高の26423.47円となった。東証プライム市場の売買高は10億3818万株、売買代金は2兆4120億円だった。セクターでは保険、鉱業、石油・石炭が上昇率上位となった一方、海運、不動産、パルプ・紙が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の55%、対して値下がり銘柄は41%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米休場で手掛かり難も主力株中心に買い優勢 (7月5日)
1.日経平均は続伸、前日を引き継ぎリスクオフの巻き戻し継続
2.前日の米株市場休場で手掛かり難も主力株を中心に買い優勢
3.円安進行で輸出株に追い風、ただ日経平均の上値は重い展開
4.時価総額上位の主力株が強い一方、中小型株は高安まちまち
5.値上がり銘柄は全体の55%にとどまりTOPIXは小幅高
■東京市場概況
前日の米国市場は、インデペンデンスデイ(独立記念日)の祝日で休場。
東京市場では、主力株を中心に終始買い優勢の展開となり、日経平均株価は上値追いを継続した。ただ、上げ一巡後は上値の重さも意識された。
5日の東京市場は、前日に続きリスクオフの巻き戻しで日経平均は上昇、朝方は約380円高まで買われ2万6500円台まで上昇する場面もあったが、その後は伸び悩んだ。前日の米国株市場が休場であったことから、手掛かり材料に乏しかったものの、外国為替市場で円安が進行し、輸出株中心に追い風材料となった。ただ、上値では買いポジションを軽くする動きが観測され、全体指数の上値を押さえた。後場はいったん上げ幅を縮小したあと買い直され、日経平均は結局2万6400円台で引けた。時価総額上位の主力株は買われたが、それ以外の中小型株は売り買いが交錯し、値上がり銘柄数は全体の55%に過ぎなかった。なお、TOPIXの上げ幅は9ポイント強にとどまっている。
日経平均・・・26,423.47円 269.66円
TOPIX・・・1,879.12円 9.41円
JPX日経400・・・16,898.26円 94.22円
東証マザーズ・・・666.69円 12.59円
東証REIT指数・・・1,970.96円 0.69円
米ドル円・・・135.86円 0.42円
ユーロ/円・・・139.80円 -1.47円
NYダウ・・・31,097.26円 321.83円
NASDAQ・・・11,127.84円 99.1円
上海総合・・・3,404.02円 -1.4円
0コメント